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「悪法は破る」、江南聖母病院派遣労働者は戦っている

ロビー座込み場からも追い出され、「カトリックの良心で非正規職雇用を保障せよ」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年10月07日14時36分

9月30日、『契約期間満了』を理由に解雇された江南聖母病院派遣職労働者の戦 いが続いている。

特に昨日(10月6日)、江南聖母病院使用者側がロビーで座り込んでいた解雇労働 者を強制的に外に出し、負傷者が発生して、労使対立はさらに深まっている。 解雇労働者によれば、昨日の事態で「人事チームと看護婦修道女の陣頭指揮の 下で看護師長が前に立ち、ロビー座込み場を侵奪した」という。これに対して 解雇労働者たちは、「一緒に働いていた人を前に立てて労働者間の対立まで作 り出している」と使用者側を批判した。

今日(10月7日)午前11時、『非正規職間接雇用撤廃! 江南聖母病院派遣労働者正 規職化争奪! 闘争勝利のための支援対策会議』(支援対策会議)は江南聖母病院 正門前で記者会見を開き、江南聖母病院が「良心と理性に基づいて対話による 平和で合理的な解決に出ること」を要求した。

▲今日(7日)午前11時、『非正規職間接雇用撤廃!江南聖母病院派遣労働者正規職化争奪!闘争勝利のための支援対策会議』は江南聖母病院正門前で記者会見をした。

記者会見で保健医療労組のキム・ギョンジャ副委員長は「ソクラテスは悪法も 守れと言ったが、悪法は守れば守るほどむしろ強くなり、私たちを監獄に閉じ こめる」とし「派遣職労働者を保護するどころか死刑台に上げる派遣法という 悪法を破る戦いをする」と話した。

保健医療労組江南聖母病院のキム・セヨン組合員は「病院側は、私たちが宗教 によりかかってわがままを言うといって誹謗したが、宗教を利用して労働者を 弾圧する使用者側の行動が今の事態を呼んだ」とし「隣人を愛せという聖書の 言葉を使用者側が知っているのなら、労働者の間の対立をあおるのではなく、 事態解決のために積極的に出るべき」と指摘した。

▲記者会見には昨日の事態で傷を負った労働者たちが痛いからだを率いて参加した。

保健医療労組は医院長とホン・ミョンオク保健医療労組委員長間の面談を今日 午後4時に要請している。

記者会見の参加者は記者会見文で「江南聖母病院が2〜5年の間、患者のために 頑張って働いてきた派遣労働者を路上に追いやるのは、非正規法を悪用した明 らかな生存権剥奪行為」と指摘し、「江南聖母病院はカトリックの良心と理性 を回復し、非正規職労働者の雇用保障と生存権保護に出ろ」と明らかにした。

一方、江南聖母病院側は「非正規法により派遣勤労許容期間は最長2年を超過で きず、契約期間満了になった」という既存の立場に変化がない状態だ。

江南聖母病院広報室の関係者は記者との通話で、個人的意見だと明らかにして 「聖母病院がカトリックという宗教機関で運営されていて、座り込みをしてい る人たちは社会的な問題に活用している面があるようだ」とし「今病院に入っ てきている人々が病院とどんな関係があるのか確認もできない状況で、見知ら ぬ人が家に入ってきているのだから対処しなければならないのではないか」と 話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-09 05:50:18 / Last modified on 2008-10-09 05:50:19 Copyright: Default

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