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ソウル地下鉄労組、「全面ストライキ基調に変化ない」

労組側ストライキを留保しても使用者側の立場に変化なし

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年09月29日15時59分

9月26日にストライキを留保したソウル地下鉄労組が「ソウル・メトロ側が一方 的な人員削減と外注化の立場を撤回しない以上、ストライキ基調に変化はない」 と立場を明らかにした。

ソウル地下鉄労組は今年から導入された必須共益事業場の必須維持業務対象を めぐり、使用者側と法的議論になり、これについてのソウル地方労働委員会の 決定が留保されるとストライキも留保した。

▲ソウル地下鉄労組指導部が26日未明、労使交渉決裂直後の記者会見[出処:ソウル地下鉄労組]

ソウル地下鉄労組はストライキ留保以後、9月27日の中央闘争本部会議と29日の 非常拡大闘争本部会議で、以後の闘争方向を決めた。この場でソウル地下鉄労 組は、「労働組合は最後まで対話、交渉の努力をつくした。市民の不便を考慮 してストライキを暫定的に延期する決断までしたが、ソウル市と使用者側はこ れにふさわしい態度を示さず、市民を担保に地下鉄の安全の威嚇、公共性毀損 政策を放棄しない」とし「ソウル市と使用者側が前向きな態度を示さなければ、 全面ストライキ対応基調は変わることがない」と明らかにした。

ひとまずソウル地下鉄労組は交渉と現場闘争を併行させて再度ストライキのス ケジュールを確定する予定だ。

一方、交渉が中断した理由についてソウル地下鉄労組は、「使用者側が『経営 革新に労組が全的に賛同する』という前提を要求し、労働組合の活動保障など に対する団体協約を全面的に手入れ(改悪)するという内容を強要したため、と うてい受け入れられなかった」、「キム・サンドン社長が今回の交渉で労使間 の折衝で協約を締結するとしても、当該年度の労使合意に過ぎず、団体協約の 更新とは見なさないと一方的に通知した」とし、「これは2009年1月の団体協約 の効力満了を控えて無協約状態を狙おうとするもの」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-07 04:45:20 / Last modified on 2008-10-07 04:45:21 Copyright: Default

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