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101の市民社会団体がカトリック中央医療院に面談を要請

江南聖母病院派遣職労働者問題、「実質的権限者が解決を」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年09月26日16時54分

101の市民社会労働団体で構成された『江南聖母病院派遣労働者支援対策の会』 (対策会)が江南聖母病院が所属する『カトリック中央医療院』に面談を要請した。

来週(9月30日)の契約満了を理由に江南聖母病院の派遣職労働者が、9月17日か らテントで座り込みをしているが、これに対して江南聖母病院側は積極的に問 題を解決しようとしていない。これに対して市民社会労働団体は江南聖母病院 の実質的権限行使者であるカトリック中央医療院に問題解決を要求したのである。

対策会は昨日(9月25日)、カトリック中央医療院院長に公式に面談を要請する文 書を送った。対策会によれば、カトリック中央医療院側は今日(26日)午後8時ま でに面談の可否について回答を求めた。

対策会は面談要請書で「江南聖母病院は本来、正規職が担当する看護補助業務 に契約職を使い、2006年10月に彼らを派遣労働者に転換した。派遣職に転換さ れた後、満2年になる2008年9月30日付で28人の派遣労働者がまた解雇されるこ とになった」とし「こうした情況から見て、病院側が派遣職を常時活用し、派 遣労働者への使用者責任を回避するため彼らを周期的に交替しようとしている としか考えられない」と問題点を指摘した。

続いて「われわれ市民社会団体は今回の事件が韓国社会で『物』のように扱か われている非正規職労働者の現実を端的に示す事例だという点で、事態の解決 に関心を持って見ている」とし「江南聖母病院が手段と方法を問わず金儲けに 汲々とする企業体でなく、カトリックの社会的責任をはたすために努力する医 療機関だと思うので、今回の面談要請に真剣に応じてくれると期待している」 と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-07 01:24:37 / Last modified on 2008-10-07 01:24:38 Copyright: Default

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