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韓国:ホームプラス、長期ストライキ事態を解決して出発しよう
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「ホームプラス、長期ストライキ事態を解決して出発しよう」

18日に公取委のホームエバー・ホームプラス企業合併承認、イーランド労組の対話を要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年09月26日11時00分

9月18日、公正取引委員会は、ホームプラスとホームエバーの企業合併を最終的 に承認したが、1年以上、非正規職問題でストライキをしているイーランド一般 労組がホームプラスに問題解決を要求した。

▲写真/キム・ヨンウク記者

イーランド一般労組は去る5月、イーランドグループがホームエバーをホームプ ラスに売却すると発表した直後から、ホームプラスにストライキ事態解決のた めの対話を要求してきた。しかし、ホームプラス側は公正取引委員会がまだ企 業合併の承認をしていないので対話はできないとし、企業合併承認後に対話を 引き延ばしていた。しかし企業合併が承認されたため、イーランド一般労組が ホームプラスとの早期の対話を要求することになった。イーランド一般労組は 公式の労使挨拶を要求する文書をホームプラス側に送った状態だ。

イーランド一般労組は昨日(25日)駅三洞にあるホームプラス本社前で記者会見 をして労使交渉を要求した。

イーランド一般労組のホン・ユンギョン事務局長は「買収発表の後、4か月とい う時間は、1年以上ストライキ闘争をしてきた労働者にとって非常に長い時間だっ た」とし「ホームプラスを運営するサムスンテスコのイ・スンハン社長は、マ スコミとのインタビューで何度も言ったように、労組との積極的な対話をする べきだ」と話した。

続いてホン・ユンギョン事務局長は「10月1日から、ホームエバーの経営権は完 全にホームプラスに渡る」とし「ホームプラスは経営権の買収過程での最優先 課題として長期ストライキ事態解決に取り組まなければならない」として、 「イーランド一般労組はホームプラスと最大限の対話により、問題解決のため に努力したいが、もしホームプラスも非正規職労働者の涙を無視するのであれ ばホームプラスはさらに強力な闘争に直面する」と警告した。

▲写真/キム・ヨンウク記者

記者会見に参加した労働社会団体は記者会見文で「イーランドグループは、投 資家をだましてまで売却したホームエバーを買収したホームプラスは、少なく とも悪質イーランドグループとは出発の時から違ったものでなければならない」 とし「イ・スンハン社長が対外的に表明したように、即刻労組と交渉を始め、 最初のボタンをきちんとはめなければならない」と指摘した。

続いて「イ・スンハン社長は韓国と英国の経済協力に寄与した功労で英国王室 から勲章を受けた」とし「われわれはこうしたホームプラスが正当な生存権の 要求を掲げて闘争してきた女性労働者の問題も、労組との対話で合理的に解決 できると信じる」と述べ、「もしホームプラスがイーランドのように一方的に 私たちの呼び掛けと要請を握りつぶせば、いかなる犠牲を払っても私たちの正 当な要求を勝ち取る」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-07 01:24:07 / Last modified on 2008-10-07 01:24:09 Copyright: Default

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