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キム・ソヨン分会長、周辺の説得の末に94日間の断食を中断

「秋夕以後、キリュン資本への本格的な打撃闘争に突入する」

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年09月12日15時46分

金属労組キリュン電子分会のキム・ソヨン分会長が9月12日午前8時、病院に運 ばれた。キム・ソヨン分会長は、組合員たちから強制的に救急車に乗せられて 病院に運ばれ、組合員の切々たる説得の末に断食を中断する意思を明らかにした。 秋夕二日前、ハンストが始まって94日目だ。

▲旧盆名節の一日前の9月12日午前、キム・ソヨン分会長が死を行き来した94日の間の断食を解いた。この日キリュン電子正門が久しぶりに大きく開いた。/イ・ジョンウォン記者

9月の初めにキリュン労使の交渉がまた決裂し、キム・ソヨン分会長の「断食を 中断しなければならないのではないか」という話がキリュン分会組合員だけで なく、周辺から慎重に出始めた。またキム・ソヨン分会長を看護した医療陣は、 最近「からだがひどくはれていて臓器と心臓に異常な症状が続いており、早急 な措置が必要だ」という意見を表明し続けていた。

だがキム・ソヨン分会長は「終末闘争という覚悟で断食を始めたのに、ここで 止めればまた闘争が小康状態になるのではないか」とし「私が始めた断食だ、 最後まで責任を取る」と退かなかったという。

搬送の決定的な継起になったのは、キム・ソヨン分会長の血管が捕えられず、 もう点滴針を刺せなくなったためだ。点滴で急速にからだの腫れを防いできた が、点滴が中断すると以後の状況が予測できなくなる。結局、9月12日午前8時、 組合員が119に連絡し、キム・ソヨン分会長をノクセン病院に運んだ。キム・ソ ヨン分会長は病院でも断食の意思を曲げなかったが、周辺の懇切な説得の末に 断食中断を宣言した。

キム・ソヨン分会長の断食中断でキリュン分会闘争は新しい局面に入るものと 見られる。9月初めに交渉が決裂し、使用者側の前向きな姿勢を要求したキム・ ソヨン分会長のハンスト闘争も終わったためだ。

▲キリュン闘争1116日目、朴詩人がキリュン労働者にエーゲ送った「また、この地に住むために」という詩が座込みの場片隅に置かれている。/イ・ジョンウォン記者

キリュン分会は「これまで使用者側の態度の変化を待ち、闘争を調節してきた が、今は積極的な打撃闘争に突入する」と宣言した。キリュン分会はこれまで 準備してきたシリウス社遠征闘争の速度を速める予定だ。キリュン電子の最大 の納品先を直接に圧迫する戦術を駆使する。これまでキリュン電子は「シリウ ス社が生産基地を中国に移すと言っていて国内生産が難しい」とし、キリュン 分会組合員の就職に難色を表わしてきた。

一方、宗教社会代表者たちはキム・ソヨン分会長の断食を続け、秋夕連休キリュ ン分会座込み場を守る『リレー断食』を宣言した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-09-17 05:25:43 / Last modified on 2008-09-17 05:25:46 Copyright: Default

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