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「イーランド闘争に勝利して非正規職を撤廃しよう」

18日全国同時多発イーランド糾弾闘争

チャムソリ www.cham-sori.net / 2007年08月20日14時47分

民主労総全北本部は8月18日午後5時、ホームエバー全州店の前で『イーランド 闘争勝利非正規法全面再改正全北労働者大会』を開き、「非正規労働者の生存 権保障」を要求した。

連日の猛暑の中で進められた全北労働者大会では、千人以上の労働者を大量解 雇したばかりか、公権力を背に非正規職労働者のストライキ闘争を弾圧するイー ランド資本に対する批判と、労働界の憂慮にもかかわらず欠点だらけの非正規 職保護法を強行処理して、一方的な企業への肩入れに集中している盧武鉉政権 への批判が続いた。

「イーランド・ホームエバー-ニューコア事態は全労働者の問題」

▲ホームエバー全州店前で労働者が一人デモ(上)。ホームエバー不買運動を訴える宣伝版を読む全州市民(下)

大会発言をした民主労総全北本部のシン・ドンジン本部長は「4、50代の非正 規職女性労働者を解雇し、復職を切実に望んで闘争する労働者を公権力を背に 無惨に踏みにじり、それでも足りずに今は交渉の席上で民主労総と市民社会団 体を愚弄している」とイーランド企業を強く批判した。

シン・ドンジン本部長はまた「今のイーランド労働者たちの姿は、まさに非正 規職労働者の未来の姿だ」とし、「この闘争に勝てなければ、われわれは絶望 に追いやられる」とイーランド闘争の重要性を強調した。

またシン・ドンジン本部長は「各連盟に多くの長期闘争事業場が散在している ことを知っているが、今回のイーランド闘争には非正規職労働者の未来がかかっ ているだけに、継続的な連帯闘争をしてほしい」とこの日、全北労働者大会に 参加したすべての参加者に要請した。

この日全北労働者大会の司会をした民主労総全北本部のキム・ジョンニョル事 務局長は、「民主労総20年の歴史で、労働者との全面戦争を2回宣言した資本 はなかった」とし、「2000年の闘争は私たちが負けたが、今回は必ず勝利し、 イーランド資本を粉砕して労働弾圧を行う資本を南韓の地にいられなくしよう」 と主張した。

非正規職差別撤廃全北連帯会議のキム・ジョンソプ執行委員長も「政権は、労 働者に公権力を投入し、資本は言論を通して世論を換気させようとし、イーラ ンド資本は現場の労働者を懐柔、脅迫して闘争する労働者を告訴告発し、損賠 仮差押さえを続けている」とし、激しい労働弾圧が強行されているが、 「他人事だと思わず、イーランド非正規職労働者大量解雇を全労働者の問題と 認識する労働者の一歩一歩が非正規職を撤廃し、労働者が生きる喜びを感じる 世の中に向かう礎石にしよう」と力説した。

「テナント店主の集会妨害をこれ以上座視しない」

多くの団体代表者からの発言が続いた全北労働者大会は、先週に続いてまた 「短冊」を作る実践闘争を繰り広げた。8月11日の集会で、参加者全員の気持 を書いてホームエバー全州店付近に付けた短冊は、ホームエバーにより全部片 付けられた状態だったからだ。今回はまた撤去できないように、すべての短冊 を紐につなぎ、さらに固い「非正規職撤廃」の念願を表わした。

短冊を作り終えた全北労働者大会参加者らはホームエバー正門前に移動した。 ホームエバー正門前にはこの日もテナント店主が出てきて労働者の集会を妨害 していた。

▲ホームエバー正門前で民主労総抗議デモをするホームエバー全州店テナント店主

民主労総全北本部のイ・チャンソク組織2局長は、全北労働者大会参加者の隊 列を指揮しながら正門の前に座り、集会を妨害するテナント店主に「もうこれ 以上の集会妨害を座視しない」と警告し、「直ちに解散しろ」と要求した。

イ・チャンソク組織2局長は「これまでテナント店主がここにくるのを見て3回 は来ないように頼んだ。出てこないという答も受けた」とし、「テナント店主 がここにきて集会を妨害する行為は、正当な争議手続きを取っている民主労総 の合法的な争議行為を妨害する行為で、不当労働行為に該当し、集会申告手続 きを終えた集会を妨害することは集示法に違反する」と警告した。

テナント店主の集会妨害を後に、全北労働者大会参加者はホームエバー全州店 全体を囲む人間の帯作りを行い、イーランド不買運動の拡散にもかかわらず、 ホームエバーに来た一部の市民にイーランド不買を訴えるなどの実践活動を行った。

日が沈み、民主労総全北本部は現在のイーランド闘争の本質と非正規職保護法 の問題点を集中照明して大きな反響を呼んだMBCPD手帳-「イーランド神話創造 の陰」上映を最後に全北労働者大会を終えた。(ユ・ミョンフェ記者)

▲PD手帳を見る参加者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-08-21 05:32:26 / Last modified on 2007-08-21 05:32:26 Copyright: Default

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