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[速報]チュ・ボンヒ、イーランド事態解決を要求して高空籠城

イーランド交渉に進展なく... 会社側、委員長に会いに来た組合員まで問題に

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年08月07日14時22分

3時頃、チュ・ボンヒ民主労総副委員長の高空籠城はひとまず終わった。

ハン・ミョング言論労組指導委員が高空籠城している広告塔に上がってチュ・ ボンヒ副委員長を説得、チュ・ボンヒ副委員長は高空籠城を中止して降りてき た。4時間近く雨に降られて、高空籠城したチュ・ボンヒ副委員長はすぐ漢江 誠心病院に運ばれた。

▲チュ・ボンヒ民主労総副委員長はソウル橋の広告塔の上で高空籠城をした。/イ・ジョンウォン記者

[速報]チュ・ボンヒ、イーランド事態解決要求高空籠城突入

チュ・ボンヒ民主労総副委員長、ソウル橋広告塔の上で高空籠城中

イーランド事態が解決の兆しを見せないことで、チュ・ボンヒ民主労総副委員 長がソウル橋にある高さ20mになる広告塔に上がり、高空デモを始めた。チュ・ ボンヒ副委員長は、民主労総で非正規職の部分を担当しており、これまでニュー コア-イーランド労働者の闘争に献身的に参加してきた。

▲チュ・ボンヒ副委員長は「パク・ソンスを拘束しろ」と叫んだ。/イ・ジョンウォン記者

チュ・ボンヒ副委員長は午後12時40分頃「イーランドグループのパク・ソンス 会長を拘束しろ」と叫び、ナイフを持って広告塔の上に上がった。下ろそうと すると自害するといっており危険な状況だ。チュ・ボンヒ副委員長は上衣を脱 いでからだに文字を書いて広告塔に上がったが、雨で濡れて文字はよく見えな い。このため、救急車と消防車が到着し、エアーマットをしいたという。 午後2時現在、「イーランドのパク・ソンスを拘束しろ」と記された全国言論 労組名の垂れ幕をおろして高空籠城を続け、民主労総の李錫行委員長をはじめ とする民主労総指導部が広告塔の下で状況を見守っている。

▲イ・ジョンウォン記者

▲イ・ジョンウォン記者

労使交渉は特別な成果なく中断を反復

一方、昨日(6日)再開されたイーランド労使の交渉は格別な成果なく再び中断 した。以後の交渉は8日または9日に行われる予定だ。

分離交渉をしているホームエバーのイーランド労使は会社側から3日に「契約 期間中は解約しない」、「6〜18か月働いた労働者と再契約しない場合、会社 が有給転職期間として1か月を与える」と提案している。これに対して労組側 は「会社は非正規職労働者の雇用安定をあまり考えていないようだ」と指摘し ている。

イーランド一般労組のホン・ユンギョン事務局長は「会社側の契約期間中には 解約しないというのは当然のことで、有給転職期間を与えるというのは雇用の 安定より、金で問題を解決するということ」とし「私たちが望むのは金ではな い。非正規職でも働けるようにしてくれということ」と労組の立場を説明した。

ニューコア労使はまともに交渉を始めることもできなかった。ニューコア労組 の組合員がニューコア労組のパク・ヤンス委員長と会い、懇談会を開くために 民主労総に集まったが、会社側がこれを問題にした。

現在、パク・ヤンス委員長は逮捕令状が発行されていて民主労総の建物から出 られない。そのため組合員は支部別懇談会を民主労総のビルで開き、パク・ヤ ンス委員長と共に決意を固めるために民主労総の建物の前で短い集会をしたこ とが問題になったのだ。

前の交渉でホームエバー会社側が交渉委員の職級を問題にしたのに続きニュー コア会社側は組合員が委員長と会うために民主労総に来たことまで問題にして、 会社側の交渉意志に対する問題提起が続いている。

イーランド一般労組のホン・ユンギョン事務局長は「会社側が進展した案を持っ てこず、むしろ交渉中断の理由にならないことを問題視し続けている」と指摘 した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-08-10 23:27:02 / Last modified on 2007-08-10 23:27:04 Copyright: Default

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