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十数人の人権団体活動家がソウル地方労働庁で座り込み

イーランド-ニューコア事態を放棄する労働部糾弾の記者会見も開催

チョ・スビン記者 bination@jinbo.net / 2007年08月01日13時32分

イーランド-ニューコア座り込み現場への第2次警察力投入に対し人権社会団体 の糾弾声明が続いている中、十数人の人権団体活動家が労働部の今回の事態へ の責任を問い、ソウル地方労働庁で座り込みをしている。彼らは、△連行者・ 拘束者釈放、△イーランド問題解決、△李相洙長官辞任、△非正規職法廃棄を 要求して庁長との面談を要請している。

人権団体活動家10余人は午前11時30分頃、中区のチャンギョ・ビル5階ソウル 地方労働庁で記者会見を開いた。人権団体活動家たちは記者会見の直後に、 『イーランド-ニューコア事態を放棄している現労働部の態度』を糾弾する パフォーマンスをしようとしたが、労働庁の職員により阻止された。 この過程で20分ほど小競合になり、結局パフォーマンスはできなかった。 その後、彼らは記者会見場の後ろに用意された雇用平等課長室で座り込みに入った。

座り込みに入ったタサン人権センターのパク・チン活動家は、「今回のニュー コア-イーランド事態で、政府は労働人権の侵害に対処できずにいる」とし、 「今回の事態で人権侵害状況を説明し、これについて責任ある立場を要求する」 と明らかにした。

ソウル地方労働庁は、人権団体活動家たちに文書で午後1時30分までの退去を 要請している。最初の退去要請以後、二回目の退去要請だ。ソウル地方労働庁 のチョン・ソナク管理係長は「合法的手続きをとって面談を要請しろ」とし、 「2次退去要請でも退去しなければ警察力と司法力を動員するほかはない」と 語った。

座り込みをしている人権団体活動家たちは、非正規職法廃止と労働部長官辞任 のシュプレヒコールをあげながら座り込みを続けている。彼らは庁長と面談す るまでこの場を動かないという姿勢だ。

一方、彼らは記者会見で「イーランド-ニューコアの問題が不道徳な会社側の 問題だけに限られている」とし「今回のイーランド事態について重大な責任が ありながら、沈黙している労働部に抗議する意味でソウル地方労働庁を占拠す ることにした」と明らかにした。

彼らはまた「李相洙(イ・サンス)労働部長官は、仲裁をするといいながら実際 は会社側に立ち、占拠座り込みを解除することだけを要求した。そして座込み 場に警察力を投入して無力な労働者を連行することに汲々とした」とし「李相 洙労働部長官は『資本部長官』と言える。今回の事態の責任をとり、直ちに辞 任せよ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-08-06 00:21:00 / Last modified on 2007-08-06 00:21:06 Copyright: Default

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