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[蔚山]猛暑の中のホームエバー購買闘争...警察と衝突

民主労総蔚山本部「常勤者の50%が夏休みを返上して毎日売り場を封鎖」

蔚山労働ニュース http://www.nodongnews.or.kr / 2007年07月28日17時19分

30度を越える猛暑も、ホームエバー蔚山分会と蔚山地域の労働者の闘争を防ぐ ことはできなかった。

7月27日午後3時、ホームエバー蔚山店の前でイーランド組合員のストライキ 闘争を支持援護するために、約300人の労働者が一堂に集まった。

▲ホームエバー蔚山店前の地域連帯集会

民主労総蔚山地域本部のユン・チァンヒョク事務局長の司会で開かれたこの日 の大会で、民主労総のハ・ブヨン蔚山地域本部長は「来週からほとんどの事業 場が夏休みに入るが、イーランド闘争を止めることはできない。わが組合員の 非正規職女性労働者に血の涙を流させることはできない」と話し「昨日、87年 記念式をした一山海水浴場で地域本部運営委員懇談会を開き、常勤幹部の50% が夏休みを返上してこの闘争に参加することにした。運営委懇談会の決定事項 が守られるように、仲間たちは関心を持ってほしい」とし「われわれは、毎晩 7時にホームエバー前に集まる。遠くに行かない仲間たちは一緒にしよう」と 訴えた。

ホームエバー闘争を率いるキム・ハックン分会長は、ソウルでの救社隊による 暴力状況を伝えながら「パク・ソンスは今、危機意識を感じて必死に最後のあ がきをしている。私たちの闘争がさらに強固になり、今日の天気ぐらい熱くな れば、私たちの闘争は必ず勝利するだろう」とし「地域の仲間の連帯闘争に繰 り返し感謝する」という挨拶の言葉を忘れなかった。

続いて文化活動家ユ・ミヒ、公共連盟キム・ジナ氏の公演が続き、イーランド 労働者の闘争を支持して不買運動宣言記者会見をした蔚山地域の労働・市民社 会団体連席会議代表として、移住労働者支援センターのチェ・サンボム相談室 長が発言した。

チェ・サンボム室長は「イーランドは労働部の是正措置も無視して団体協約を 破棄し、不当に労働者を解雇した。一連の責任はすべてのイーランドのパク・ ソンス会長にあるが、彼は交渉場に出てこない。むしろ不当な仮処分申請をし、 これを裁判所が認めた。結局権力の下で多くの労働者たちの気持を傷付けた」 と糾弾した。

いつもホームエバーの労働者と連帯している踊るオバケの「ムリ」の踊りが続 く間、「今日は暑さが激しいので屋外活動を自粛しろ」という災害放送メッセー ジが流れたが、ホームエバー労働者と集会参席者は拍手をしながら闘争勝利を 約束した。

連帯発言をした民主労働党蔚山市党のキム・グァンシク委員長は「民主労働党 の党役員全員が休暇を返上した」とし「ホームエバー不買運動を成功させるた めに、地域住民の組織を続ける」と明らかにした。

集会参加者は大会を終えた後の実践闘争として、ミネラルウォーターを一本だ け買う闘争を始めた。ホームエバーはシャッターをおろして警察兵力を立て、 採証写真の撮影に忙しかった。怒った労働者がシャッターを持ち上げると、す ぐに上がってしまった。しかしショッピングカートのバリケードが、労働者た ちの足を防いだ。激しい衝突と罵声が飛び交い、30分間ほど警察と集会参加者 の間で衝突が行われた。

夕方7〜10時、闘争文化祭

夕方の文化祭は、公演と食料持ち寄りで進められた。

金属労組現代車支部教育委員がパンと飲み物を、また他の参加者がすいかを、 全教組蔚山支部組合員はマッコリを準備して蔚山女性行動ではニラ焼きを準備 した。

金属労組現代車支部の現場組織活動家たちは支持の垂れ幕と闘争支援金をホー ムエバー組合員に渡した。ホームエバー組合員たちは、冷たいアイスコーヒー を準備してきた。

参加者は食べ物を分けあいながら、歌と踊りで闘争を支援するため大邱から駆 け付けた『良い友人たち』の公演に参加した。『良い友人たち』は地域本部が 準備した所定の公演費も闘争支援金として出した。

[25日の状況]

7月25日の午後4時30分から売り場の中でのストライキが始まった。この時、テ ナント事業主たちが組合員の集会場所に大型TVと音響システムを設置して、 音楽と映像を流した。

組合員たちは2階のロビーに集会場所を移した。テナント事業主たちは「なぜ ここで集会をするのか?」「1階でやれ」「出て行け」と抗議した。

テナント事業主たちとホームエバーの管理者たちが組合員以外の集会参席者を 引き出し始め、この過程で小競合いが起きた。売り場に残っていた組合員は、 ストライキ集会を終えて午後7時に予定されている闘争文化祭に参加するため に売り場の外に出た。

闘争文化祭は民主労総蔚山本部のハ・ブヨン本部長の大会発言と蔚山連合チェ・ ヒョヌク議長の発言、文化センターの公演と歌う労働者チ・ミンジュの歌が続 いた。

健康社会のための歯医者会蔚山支部会員が激励と歌、闘争支援金まで渡し、 拍手を受けた。

民主労総蔚山本部緊急運営委員懇談会、夏休みにホームエバー闘争支援方案を宣言

7月26日、東区一山海水浴場で開かれた87年労働者大闘争20周年記念式の途中、 民主労総蔚山本部運営委員は緊急懇談会を開き、夏休みの期間のホームエバー 闘争日程を確定した。

7月30〜31日は全面ストを兼ねた休みとし、8月1日にはイーランド組合員とと もに団結大会を開くことにした。

27日には午後3時の全国同時多発集会と購買闘争を行い、午後7時に闘争文化祭を 開催することに決めた。闘争文化祭は29日まで毎日続けられる。

また8月2日以後、毎日午後7時に闘争文化祭を開き、売り場封鎖闘争をするこ とに決めた。

民主労総蔚山本部は休暇期間中、加盟、傘下組織の常勤者50%を維持すること にし、毎晩7時に闘争文化祭を開催、売り上げゼロ闘争を続ける方針だ。

一方、8月2日にはホームエバー蔚山店と中区城南洞と南区三山洞のニューコア・ アウトレットを中心として市民宣伝戦を行い、毎日2つのニューコア店舗に対 する労働・市民・社会団体連席会議の1人デモを続けることを決めた。

民主労総蔚山本部は「非正規職大量解雇事態を作ったイーランドグループ糾弾 不買運動と売り上げゼロで、パク・ソンス会長が解雇と外注化を撤回して改心 するまで闘争は続く」と明らかにした。(チョ・イヨン者現場記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-31 09:51:35 / Last modified on 2007-07-31 09:51:36 Copyright: Default

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