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「座り込み解除なく交渉しない」公権力投入切迫

イーランド-ニューコア会社側記者会見「労組のために決裂した」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年07月19日18時40分

7月19日午後5時頃、イーランド会社側が麻浦区、チャンジョン洞のイーランド グループ本社で記者会見を行い、立場を発表した。この席にはホームエバーの オ・サンフン 代表理事とニューコアのチェ・ジョンヤン代表理事が参加した。

ホームエバーのオ・サンフン代表理事はこの席で「労組の不法行為が中断され 次第、交渉を再開する」と断言した。すでに交渉の場で数えきれない程繰り返 された「まず座り込み解除」の立場を固守し続けたのである。労組側も「会社 側が要求条件を受け入れなければ、占拠座り込みは解除できない」と幾度も明 らかにしてきたので、会社側のこうした態度は「交渉を再開しない」と解釈さ れる。

オ・サンフン代表理事は「会社ができるすべての努力をつくしたが最終的に決 裂したことについて国民と職員にみじめな心を伝える」とし「会社が労組の核 心主張である18か月以上の雇用保障を前向きに譲歩したにもかかわらず労組は 不法売り場占拠を継続した」と話した。

彼は「労組指導部の態度が問題」、「外注化撤回という前向きな案を出し、3 か月雇用保障を要求して、マラソン交渉が決裂で終わった」と労組側に責任を 転嫁した。また「(労組が)会社に数百億の被害を抱かせた、零細自営業者の 生計も威嚇した」とし「この国が市場経済の国家、自由民主主義国家なのか、 絶望的だ」と話した。

オ・サンフン代表理事は「不法占拠を解くことだけが解答」とし「労組が交渉 を望むのなら、不法占拠行為を中断しなければならない」と明らかにした。 「これ以上の譲歩はない」という会社側の立場によれば、労組側が主張してい る告訴告発取り下げなどの要求事項も受け入れる余地がないように見える。

ニューコアのチェ・ジョンヤン代表理事も「すでに譲歩できることは、すべて 譲歩した」とし「これ以上の譲歩や妥協はない、被害が大きくなっても法と原 則により問題を解決する」と強調した。

オ・サンフン代表理事は17日に、「占拠座り込み中の売り場に格別の措置を取 る」と語ったことに関連して「格別の措置とは公権力要請や職場閉鎖要請であ りうる」としつつ「労組が自発的にホームエバーワールドカップモール店と ニューコア江南店の不法占拠を解くまで時期を見ている」という留保的発言を し、労働組合圧迫を試みた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-21 03:21:20 / Last modified on 2007-07-21 03:21:20 Copyright: Default

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