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李相洙、「座り込み解除を前提に会社側は譲歩するようだ」

イーランド労使今日交渉、「成功しなければ断固たる措置」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月16日12時30分

会社側、政府とも『まず座り込み解除』

ニューコア労組によるキムスクラブ江南店の占拠座り込み9日目、イーランド 一般労組のホームエバーサンイム店占拠座り込み17日目になる16日、イーラン ド労使は交渉を控えているが、会社側も、政府も『まず座り込み解除』立場を 固守しているため交渉が難航しているものと見られる。

労働部の李相洙長官は今日(16日)、MBCラジオ『ソン・ソッキの視線集中』の 電話インタビューで「基本的にこれから交渉をするには長期座り込みを解かな ければならない」とし「会社側は売り場占拠座り込みを解除することを前提に 相当な譲歩をする雰囲気を見せている」と話した。

会社側は昨日(15日)、労働部を通して交渉を提案し、前提条件を付けないといっ た。だが会社側も政府も『まず座り込み解除』の立場を曲げていない。これに 対して李相洙(イ・サンス)長官は「予備交渉があって本交渉がある。今日は予 備交渉をするという話で、労組が座り込みを解除すれば時、使用者側はどんな 譲歩をするのかが集中的に議論されるようだ」とこの事実を確認した。

李相洙、「イーランド会社側、外注化を前向きに考慮」

会社側の譲歩案に対して李相洙長官は、「会社側は、非正規法施行の側面で、 社会的責任を持って協力するという趣旨を示している」とし「雇用も保障し、 さらに外注化問題も前向きに考慮するつもりがあるようだ」と話した。続いて 会社側の『外注化問題に対する前向きな考慮』の具体的な内容には「会社側は これ以上外注化をしないと話した。現在すでに外注化された部分は契約が終わ る時点で前向きに考慮すると話した」と伝えた。李相洙長官はこうした会社側 の立場を「労働部が担保できる」と確信した。

会社側が外注化に前向きな態度を持っているとしても、現在ニューコア-イー ランドから解雇された約700人の非正規職労働者の復職問題と各種の損賠仮差 押さえおよび告訴、告発の取り下げなど、争点が山積しており、交渉は簡単に 結論を出せないものと見られる。

李相洙長官はもし今日の交渉も決裂すれば、公権力投入も考慮しているという 立場を明らかにした。李相洙長官は「もし労組がすぐ座り込みを解除せず、外 注化を撤回しろと要求するとしたら、それはやり過ぎではないだろうか」とし 「政府も忍耐心を持って見守るが、うまくいかなければ断固たる措置を取る」 と語った。これも『まず座り込み解除』を前提としている。

一方、ニューコア-イーランド非正規職労働者の占拠座込み場への公権力の封 鎖と会社側の過度な外注職員投入、出入口溶接封鎖などで人権侵害問題が公論 化されており、市民社会団体の不買運動もさらに広がっている状況だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-20 02:22:29 / Last modified on 2007-07-20 02:22:31 Copyright: Default

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