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金属労組、今日反FTA循環ストライキに突入

現代車支部、「28、29日総力集中する」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年06月25日12時36分

韓米FTA締結阻止ストライキを宣言した全国金属労働組合が今日から27日まで、 地域別の循環ストライキに突入する。循環ストライキは、今日は湖南忠清圏、 26日は首都圏、27日は嶺南圏と3つの圏域に分け、それぞれ2時間ずつのストラ イキで進められる。循環ストライキに続く28日には全体で4時間、29日は全体 で6時間のストライキを行い、韓米FTA汎国本主催の集会につなげる予定だ。

当初、金属労組は今回の循環ストライキに現代、起亜、GM大宇、双龍車など約 180の事業場から12万1500余人が参加すると発表していたが、蔚山、牙山、全 州、南陽などに事業場がある現代自動車支部が24日の拡大幹部会議で循環スト ライキには参加しないと決定したことで、循環ストライキの規模は多少縮小す る。現代車支部は、循環ストライキに参加しない代わりに28日と29日に行われ る金属労組の全体規模のストライキに総力集中する方針だ。

▲28、29日集中ストライキを伝える現代車支部情報誌[出処:全国金属労働組合現代自動車支部]

「保守マスコミは歪曲するな... 総結集ための戦術変更」

金属労組の循環ストライキに現代車支部が参加しないことについて、保守マス コミ各社は「ストライキ撤回」、あるいは「ストライキ縮小」と言及している ことに対して、金属労組と現代車支部は不満を現わしている。

現代車支部は24日に緊急に開催した地域委員会議長および事業部委員会代表と の懇談会で、△6月22日の整備委員会で決めた幹部ストライキは公式に撤回し、 整備委員会は現代車支部のストライキ指針を遵守して韓米FTA阻止闘争を死守 する、△現代車支部は生存権死守闘争に最善を尽くし、韓米FTAは労働者農民 民衆の生活を破綻させ社会の二極化を深化するものであり、韓米FTA阻止闘争 を死守する、△現代車支部はストライキ闘争の集中性を高めるために28、29日 に集中的なストライキ闘争を展開すると決めた。

現代車支部は25日に発行した支部情報誌で「力を結集させる戦術の変更であり、 全面ストライキの意志は確かだ」とし「守旧保守言論は現代車支部闘争を歪曲 するな」と警告した。現代車支部は「28日と29日の集中ストライキ闘争につい て、守旧保守マスコミ各社が現代車支部を歪曲しようと血眼になっているが、 現代車支部の24日の決定は韓米FTAを阻止するために4万4千組合員の力を結集 させるための戦術の変更であり、韓米FTA阻止闘争への意志の変化ではない」 と説明した。

また、「整備委員会幹部ストライキを撤回し、28日の4時間ストライキ、29日 の6時間ストライキを必ず遂行することを地域委員会議長、事業部委員会代表 が決然とした意志で決めたことがこれを裏付ける」、「現代車支部の闘争を歪 曲するいかなる行為も、現代車支部は容認しない」と警告した。

金属労組も「現代車支部は28、29日の闘争集中は、循環ストライキを撤回する ものではなく、闘争の動力を効率的に総力集中させるため、組織原則に忠実な 決定であることを明らかにした」とし「現代車支部の28日、29日のストライキ 総力決意とは無関係にこれまでのスケジュールのとおりストライキを進めて、 韓米FTAの不当性を国民に正しく知らせる契機にする」と明らかにした。

湖南忠清圏が参加する今日の循環ストライキには、ウィニアマンド、ユソン企 業、セジョンなどの金属労組忠南支部約20の事業場、シーメンスVDO漢拏、大 韓イヨン、漢拏空調など大田忠北支部の8つの事業場、タタ 大宇商用車、群山 地域金属など全北支部の13の事業場、GM大宇車支部群山支会などが3時から5時 までのストライキに突入する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-27 01:10:58 / Last modified on 2007-06-27 01:11:01 Copyright: Default

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