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公共運輸労働者、道へ、道へ!

公共運輸連盟6月集中闘争の第一歩、タクシー本部も最低賃金を要求

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年06月20日12時43分

「企画予算処、公共性市場化の主犯」

公共運輸連盟が6月集中闘争を始めた。公共運輸連盟は18〜19日を集中闘争の 期間に決めていた。

公共運輸連盟は19日、企画予算処の前で『公共機関運営民主化! 欺瞞的な非正 規対策企画予算処糾弾! 公共運輸労働者決意大会』を開き、「企画予算処は、 経営評価等によって労働組合の自主性を傷つけ、公共部門の公共性を市場化に 追いやった主犯」と企画予算処の姿勢を強く批判した。

▲イ・ジョンウォン記者

公共機関が勝手に運営、予算編成はなく、非正規対策は水の泡

4月から施行されている『公共機関運営法』によって、企画予算処は104の公企 業と準政府機関の運営に直接介入し、約220余のその他の公共機関の経営革新 を点検している。これに対して公共運輸連盟は、「最高意思決定機構である公 共機関運営委員会は、政策的反対意見グループを排除して公共機関の人事運営 指針および経営革新指針を制定するなど、一方的に独走している」と指摘した。

公共運輸連盟は3月に公共機関運営法施行令が国務会議に提出されると、 △公共機関運営委員会の民主的運営のための労働界参加者格の具体化 △公共機関の役員推薦委員会を構成する時には構成員の意見代弁者として 労組代表の推薦権保障 △屋上屋を重ねるような統制機構である非常任理事会廃止 △経営評価団構成時労働界推薦認定 など労働界の参加を積極的に要求していた。しかしこれらはきちんと反映され ていない。

▲イ・ジョンウォン記者

企画予算処の問題は、政府が準備している『公共部門非正規対策』にも見られ る。政府は、6月末頃に公共部門非正規対策を最終的に確定し、施行する予定 だが、企画予算処が予算を編成をせず困難に陥っている。これに対して公共運 輸連盟は、「公共機関の運営指針と予算編成時に、無期契約化の対象となる労 働者への予算支援措置を怠り、結局政府が設定した非正規労働者の差別撤廃や 雇用安定は空念仏になった」と説明した。

結局、政府の公共部門非正規対策は非正規職労働者を正規職ではない『永遠の 非正規職』である無期契約労働者に転換することも問題だが、それさえ企画予 算処の予算支援がなく、水の泡になる危機にある。

イム・ソンギュ公共運輸連盟委員長は集会で「私たちすべてが企画予算処、政 府に対して確実な闘争を繰り広げることができず、企画予算処が意気揚揚とし ている」とし「6月29日の民主労総総力闘争に合わせて強力な闘争を展開しよ う」と語った。

▲イ・ジョンウォン記者

その後、午後2時から公共運輸連盟は政府総合庁舎の前で『医療法改悪阻止』 決意大会も開いた。この席で公共労組のイ・ヨンウォン委員長は「公共医療体系 の根幹を揺るがす医療法改悪を防ぎ、社会公共性を強化しよう」と叫んだ。

「タクシー労働者にも最低賃金を!」

一方、公共運輸連盟運輸労組タクシー本部も午後3時から汝矣島で「タクシー 労働者にも最低賃金を適用しろ」と集会を開いた。この集会には1千台あまり のタクシーが集結した。公共運輸連盟によれば、05年4月に最低賃金関連法案 が発議されのに、タクシー労働者に対する部分だけを除いて処理された。昨年 12月には国会前での座り込みにより国会の処理を約束させたが、6月の国会でも 処理は難しい状況だ。

タクシー本部は、△最低賃金法改正△LPG値段引き下げおよび特別消費税廃止 △付加価値税全額減免△バスレーンへのタクシー進入△タクシー大衆交通手段 を含む法制化△タクシー支援予算拡充を政府に要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-24 05:45:51 / Last modified on 2007-06-24 05:45:52 Copyright: Default

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