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オム・ギリョン、「現場復帰で今後の闘争を再組織」

ストライキ突入1時間前に鉄道労組はストライキ留保、現場復帰を決定

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年11月16日5時49分

オム・ギリョン鉄道労組委員長は11月16日03時20分頃、ソウル首都圏ストライ キ前夜祭が開かれていた龍山鉄道基地で公式に「ストライキ留保と現場闘争転 換」指針を下した。

委員長指針に組合員たちは特別な動揺なく「07闘争勝利しよう」と叫びながら 戻った。

オム・ギリョン、「どんな回答も構造調整とはバーターできない」

オム・ギリョン委員長はストライキ留保と現場復帰指針を発表しながら、ずっ とつらそうな表情を隠せなかった。

オム・ギリョン委員長は「2か月以上、そして今日は一日中闘争を続けたが、たっ た一つの結果も引き出せなかった」とし「すべての責任は私にある。冷静な評 価と批判を受ける」と話し始めた。

オム・ギリョン委員長は交渉の過程について「今晩になって実質的な交渉が行 われた」とし「実務交渉では、損賠仮差押さえと解雇者問題には一定程度の意 見の接近があったが、構造調整問題とKTX-セマウル号乗務員問題は最後まで意 見が接近できなかった」と伝えた。

交渉は、鉄道公社がいったん合意した事項まですべて撤回したことで中断した。 また、労組側は事案別の分離合意まで提示して最大限意見調整をしようとした が、鉄道公社は一括妥結の立場に固執したという。オム・ギリョン委員長は、 「会社側は最終的に構造調整の受け入れを要求した。労組はこの部分に対して は立場を曲げられなかった」とし「今後も会社側がどんな回答を出しても構造 調整とはバーターできないという原則は変わらない」と声を高めた。

鉄道労組が最終的にストライキを留保したのは、ストライキに多くの機関士組 合員を組織できなかった影響だという。実際機関士がストライキに賛同しなけ れば、ストライキの波及力は急激に低下する。これに対してオム・ギリョン委 員長は「正面突破をするには不足していた」とし「また現場に復帰して、現場 闘争で、今後の闘争を再組織しなければならない」と組合員の決意を訴えた。

例がない鉄道公社の弾圧と言論の悪扇動、政府の強硬対応方針の中で、予想を 破って1万人近い組合員が集まった鉄道労組-貨物連帯の共同ストライキは、 こうして終わった。

一方、貨物連帯は鉄道労組がストライキ留保を決めたことで散開闘争を決めて 散開した。貨物連帯は、30項目の要求のうち、20項目の要求案に対して建設交 通部と合意した。そのため貨物連帯は即刻ストライキ宣言をしないものと見ら れ、以後の計画を議論している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-17 12:38:17 / Last modified on 2007-11-17 12:38:18 Copyright: Default

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