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中労委職権の仲裁で鉄道公社早くも『不法』に言及

鉄道労組1人乗務拒否に鉄道公社「不法争議行為、主導者処罰」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年11月01日14時45分

鉄道労組1人乗務拒否、鉄道公社「職権仲裁で集団行動は不法」

中央労働委員会(中労委)が職権仲裁回付で鉄道労組の争議行為に制約を加えた 中で、鉄道公社側が早くも『不法』を持ち出している。

鉄道労組は今日(11月1日)から施行される鉄道公社の『1人乗務試験運行』方針 を全面的に拒否し、昨日(10月31日)の夜から座り込みを続けていることを、韓 国鉄道公社(コレイル)が「不法争議行為」として「主導者処罰および損害賠償 請求をする」とした。

コレイルは「中労委の仲裁回付が決定した以上、現在の鉄道労組の集団行動は 不法であり、主導者と関連者を社規によって職位解除などの厳重処罰すること はもちろん、関連法令によって刑事上・民事上の責任を問うなど原則的な対応 をする」と明らかにした。

鉄道労組は今日午前、ソウル、龍山、大田、金泉、益山、光州、木浦、大邱、 釜山、提川で1人乗務試験運行を拒否し、座り込みを続けている。コレイルは、 「機関士教育を担当する指導課長を代替に投入し、列車運行には支障ない」と 明らかにした。これに対して鉄道労組は「乗客を実際に乗せた状態で長時間の 運転業務をしていない役人たちが乗務をするのは非常に危険」と警告し、「示 範運営という名で一度に37本の列車で1人乗務を強行するのは乗客を実験台にす る無責任な処置だ」と指摘した。

鉄道労組、「中労委はゴミのような制度を振りかざしている」

鉄道労組は職権仲裁回付とは無関係に、1人乗務拒否闘争などの争議行為を続け る方針だ。

鉄道労組のオム・ギリョン委員長は、「乗客の安全を威嚇して団体協約および 労使合意に違反する一方的な公社の1人乗務の強行に怒り、職権仲裁回付とは無 関係に1人乗務拒否闘争を含む闘争指針8号を維持する」とし、「中労委がゴミ のような制度を振りかざし、私たちの正当な抵抗を妨害して、公社もまたこの 制度を信じて一方的に1人乗務を強行すれば、われわれは闘争で突破する」と明 らかにした。

鉄道労組は闘争指針8号で、今日から、△1人乗務拒否闘争、△乗務組合員の前照 灯店頭と無線交信闘争、△一切の代替勤務拒否、△指定休日などで発生した人員 空白業務量検修拒否、△週末列車を含む臨時列車の検修拒否を組合員に指示した。

一方、今回の鉄道労組の争議行為は貨物連帯と共同で準備されており貨物連帯 も10月30日から11月4日まで争議行為賛否投票を行っている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-08 03:12:51 / Last modified on 2007-11-08 03:12:52 Copyright: Default

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