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「社長に会いたい... 用役は暴行、警察は連行」

コスコム社長と面談を要求した非正規職労働者50余人が連行

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年10月30日12時30分

コスコムのイ・ジョンギュ社長と会って、団体交渉を要求しようと社長室に入っ た証券労組コスコム非正規支部組合員全員が連行されるという事件が発生した。

▲会社側の組合員暴行を糾弾する事務金融連盟記者会見。この日チョン・イニョル コスコム非正規支部副支部長が後方8メートルの非正規職慟哭の塔でハンストに入った。

コスコム非正規支部の組合員47人は、10月29日午前4時頃、対話を要求するため にコスコム社長室を抗議訪問したが、会社が動員した用役業者ガードマンに暴 行を受けて引きずり出してきた。コスコム非正規支部によれば事件当時、座り 込みをしていた組合員を、管制チーム長から直接指示を受けた用役業者ガード マンが武器を使い、ガラスの扉6枚と社長室の扉3枚を壊して組合員に暴力を加 えたという。この時に配置された警察兵力は、暴力行為を制止せず、組合員が 引き出されるとすぐ彼ら全員を連行した。

全国事務金融労働組合連盟はこのような事態に対して29日午前11時に証券取引所 前で開いた記者会見で、「用役チンピラを動員したコスコムと、暴力を黙認し、 ほう助した警察を糾弾する」とし「団体交渉をサボタージュするコスコムを 不当労働行為で即刻処罰しろ」と要求した。

コスコム非正規支部のストライキの過程で問題になり続けてきた用役業者のガー ドマンは、9月11日のストライキ前夜祭から50日間、単なる警備業務とは見られ ない暴力をふるい、労組から非難されている。事務金融連盟は「警備員は職務 の遂行にあたり、他人に威力を誇示したり物理力を行使するなど警備業務の範 囲を逸脱した行為をしてはならない」という警備業法第15条2項をあげ、このよ うな行為を指示したと疑われるコスコム会社側を強く批判した。

事務金融連盟のチョン・ヨンゴン委員長は「職員が社長と会って対話をしよう というのに、なぜ用役チンピラが現れて、無惨に踏みにじり、警察は待ってい たというように連行して行くのか」と糾弾し、「警察が労使関係に介入して問 題を解決するつもりがなければ、即刻蛮行を中断して会社はこれ以上事態が悪 化する前に即刻交渉に出るべきだ」と主張した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-05 04:10:56 / Last modified on 2007-11-05 04:10:57 Copyright: Default

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