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「まだ同志を追慕する時ではない」

民主労総が 浦項で「ハジュングン烈士殺人糾弾決意大会」を開催

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年08月04日19時20分

警察の暴力で亡くなったハジュングン浦項地域建設労組組合員をめぐり、民主 労総は浦項で決意大会を開き責任者の処罰を要求した。

4日の午後2時からハジュングン烈士の死体が安置されている浦項東国大病院前 で開かれた「故ハジュングン烈士殺人糾弾および責任者処罰民主労総決意大会」 には、猛暑にもかかわらず、全国から7千人の組合員が集まった。

民主労総のチョジュノ委員長は「絶対にハジュングン烈士をこのまま見送るこ とはできない」とし、「暴力警察と殺人政権が非正規職労働者を蹂躙している のに、屑のような保守言論が事態を歪曲している」と怒った。チョジュノ委員 長は「盧武鉉政府は、建設労働者の正当な要求である週5日勤務と有給休日の 主張に答えろ」とし「まだハジュングン同志の追悼の言葉を言う時ではない。 勝利するまで力強く闘争しよう」と話した。

民主労総は来る9日と15日、19日、27日にも、ハジュングン烈士と建設労組の 臨時団体協議関連の決意大会を相次いで開く計画だ。

民主労働党の段炳浩議員は「われわれがここに集まった理由は、どうしてもハ ジュングン烈士をこのままで見送ることができないからだ」とし「白昼堂々と 公権力により殺されたくやしいこの死に対して謝ろうとする人が一人もいない のか」と憤慨した。

浦項地域建設労組のチガムニョル委員長職務代行は、「われわれは3日間ソウ ルで上京闘争をした。イジギョン委員長をはじめとする幹部が獄中でハンスト をしている」と述べ、「われわれの正当な要求である5つの要求を貫徹させ、 労働者が主人になる世の中を作らなければ烈士の復活はない」と涙をのんだ。

チガムニョル職務代行は「浦項製鉄の占拠座り込みで、たとえわれわれが自主 解散したとはいえ、弾圧に屈服することなくもうひとつの闘争を開く」とし、 「烈士の影像の前で勝利の決意を新たにしよう」と話した。

決意大会の参加者は闘争決議文で、△ハジュングン同志を殺した殺人暴力集団、 警察庁長官と現場責任者の処罰、△盧武鉉大統領の謝罪、△再発防止対策の樹 立、△建設労組公安弾圧の中断と損賠仮差押さえ撤回、拘束者の釈放、△遺族 への謝罪と補償、△浦項製鉄資本の事態解決の努力などを要求した。

午後4時頃に決意大会を終えた参加者は、烈士の遺影と幟を持ち、「これ以上 殺すな」というプラカードを前に、浦項製鉄まで平和なデモ行進を試みた。だ がヒョンサン・ロータリーで待機していた警察兵力と衝突した。

何の道具もなく丸腰で警察と衝突した組合員たちは、ハジュングン烈士が盾で 殴られて倒れた場所であるヒョンサン・ロータリーに到着し、怒りに耐えられ ないかのように「いっそ殺せ」と大声を張り上げて丸腰で警察と衝突した。警 官は、組合員の勢いに一時は数十メートル後方に押し出されたが、すぐ強い水 圧の放水銃を撃って攻撃し、二時間以上の攻防を繰り広げた。

この渦中、猛暑と放水銃の洗礼などで数十人の参加者が疲労で倒れ、応急室に 運ばれた。決意大会の参加者は「今日は必ず浦項製鉄前までデモ行進する」と いう決意で、午後7時30分現在もヒョンサン・ロータリー前で警察と対峙して いる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-08-05 09:36:18 / Last modified on 2006-08-05 09:36:21 Copyright: Default

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