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韓国:警察、釜山民主労総駐車場で組合員の車を妨害
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警察、釜山民主労総駐車場で組合員の車を妨害

19日、 建設労働者相手に嶺南労働者大会出席の有無強制確認

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net / 2006年07月20日6時04分

釜山市東区凡一洞にある民主労総釜山本部の駐車場から外に出ようとしていた 建設労組組合員の乗合車を警察が強制的に阻止するとんでもない事件が起きた。

民主労総釜山本部によれば、19日の午後1時頃に建設労組組合員5人が業務上の 理由で乗合車を利用し、駐車場から出そうとしたところ、釜山東部警察署に所 属する機動隊40余人がこれを防いだという。

警察40余人、民主労総釜山本部駐車場をふさぐ

この過程で組合員と警察間に小競合があった。組合員は浦項ではない他の地域 に移動することが確認され、ようやく警察は統制を解いて乗合車運行を許諾し たという。

当時、地域本部内の組合員は建設労組の車両を防いだ警察に対して令状提示な どの法的な根拠を要求したが、何の説明も聞くことができなかったと伝えた。

地域本部関係者はこれに対して「警察は、この日の午後3時に予定されていた 嶺南圏労働者決意大会に建設労働者の参加を阻止しようとしていた」と指摘し、 「集会が開かれる浦項でもない釜山で、日常的な業務のための組合員車両を遮 り、通行を妨害するのは自由権をはじめとする人権の侵害で、国家暴力だ」と 伝えた。

民主労総釜山本部もこの日緊急声明で、浦項地域建設労働者の浦項製鉄本社の 占拠座り込みが続き、政府と警察が理性を失っていると批判した。

地域労働組合行為、浦項集会のためにすべて不法?

民主労総釜山本部は声明で「常識以下の警察の姿勢に対して深刻な憂慮を禁じ 得ない。浦項で集会が開かれるからといって、釜山の労働組合のすべての行為 が不法だというのか」と反問した後、「政府が主張する、いわゆる『不法集会』 がどこか1ヶ所で開かれる日には、全国すべての集会が同時に不法になり、す べての労働者の居住・移動もまた不法だというのか聞きたい」と伝えた。

また「警察は16日の午後、兄山江ロータリーで集会に参加していた建設労働者 ハジュングン氏を盾で殴り、生死をさ迷わせたのではないか」とし、「生死を さ迷うある老いた労働者の知らせに1500万の労働者が怒っている時点に、こう した警察の不法行動は火に油を注ぐ結果になる」と批判した。

一方、民主労総釜山本部は、地域本部の駐車場統制と強制的な集会出席の有無 確認に対して警察側に公式に釈明を要求する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-21 02:46:58 / Last modified on 2006-07-21 02:47:00 Copyright: Default

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