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韓国:大邱慶北建設労働者のストライキ長期化
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大邱慶北建設労働者のストライキ長期化

警察による暴力的な平和集会鎮圧を糾弾... 交渉は進まず

オドヨプ記者 odol@jinbo.net

とても頼もしい彼ら... 大邱慶北地域建設労働者ストライキ12日目の闘争

大邱国債補償公園に集まった建設労働者

大邱慶北地域建設労働者のストライキが13日を超えたが、相変らず交渉は難航 している。2日に開かれたものの中断している交渉は、13日午後2時に再開する 予定だったが、大邱地域専門建設業者側は内部意見が調整できないという理由 で参加せず、失敗に終わった。

大邱地域の専門建設業者は12日の夕方に会議を開き、労務士を選任して交渉を 委任することに合意したが、一部の業者は交渉への参加に反対しているため、 大邱地域建設労働者のストライキの長期化が予想される。

13日大邱国債補償公園に集まった約千人の建設労働者は、12日にスソン警察署 前での集会を暴力鎮圧した警察を糾弾し、大邱市内全域に散ってチラシを配った。

建設労組は「6月12日、スソン警察署前の集会は、集会申告を出していたのに 前もって警察兵力が場所を取り、集会場所を奪った。また催涙ガスが入った 消火器を噴射して盾と棒で建設労働者に無慈悲な暴行をふるった」と主張した。

12日の集会で警察に殴られ負傷した腕を見せる

12日の警察前集会鎮圧について、建設労組は「警察と検察が一方的に使用者に 肩入れしている」とし「ストライキ破壊作業の中断」を要求した。

スソン警察署前集会で警察の暴力鎮圧により約30人の建設労働者が重軽傷を負っ た。また、集会参加者中10人が連行されて、連行者のうち2人は拘束令状が請 求されるという。

2006年06月13日15時25分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-06-28 04:59:11 / Last modified on 2006-06-28 04:59:11 Copyright: Default

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