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ダンプ労働者に拘束・逮捕令状を乱発

ストライキ8日目、 支部別の交渉が妥結する中、慶南、江原は難航

オドヨプ記者 odol@jinbo.net

4月6日に全面ストに入った全国建設産業連盟ダンプ分科は、支部別に8日目の ストライキを行いながら、建設現場で運送費単価引き上げのための交渉を行っ ている。だが、幹部への拘束および逮捕令状が発給され、政府に対する糾弾の 声が高まっている。

建設産業連盟の崔ミョンソン政策部長は、「ストライキ一週間で幹部への拘束 と逮捕令状が乱発されている。政府のダンプ労働者に対する政策の失敗と制度 的な無対策は省みず、ダンプ労働者の生存権闘争に対して拘束と処罰を続けて いる。労組の弾圧行為を即刻中断しろ」と要求した。

特に23日間、ストライキをしている慶南支部には、12人の幹部に逮捕令状が発 給された。このうちコヨンギョン晋州支会長を含む4人が拘束された。

民主労総慶南本部関係者は、「ダンプ分科慶南支部では、12日に最終交渉をす ることになった。最後の妥結の直前に逮捕令状を発行して幹部に拘束したこと で交渉を無にした。警察と検察が結集して、ダンプ労働者の生存権の要求を弾 圧するという卑劣な態度を見せた」と抗議した。

現在、ダンプ労働者は支部別に交渉を行い、ソウルをはじめとする首都圏と忠 南、全北支部は交渉が終わった。光州全南、忠北、大田支部は交渉が進み、 近い将来合意されるものと展望している。

だが江原と慶南支部は最近になって交渉が開かれ、幹部に大量の逮捕令状が発 給されており、運送費引き上げに対する使用者側の姿勢が頑強で、交渉の難航 が予想される。

2006年04月13日12時37分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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