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貨物連帯、28日未明5時、電撃全面ストに突入

貨物連帯、 「政権と資本が答えろ」

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

27日徹夜の会議で電撃全面ストを決定

貨物連帯が4月3日に定めた全面ストを操り上げて、28日午前5時を期して全面 ストライキに突入した。 26日、光州市のハナムサンダンに結集した2500人の 貨物連帯組合員は組合員総会を開き全員一致で全面ストを決意した。 現在、 貨物連帯約2000人の組合員は朝鮮大に結集し、座り込み闘争をしている。

また貨物連帯が全面ストを宣言した時、金ソンホ貨物連帯光州支部長と朴ジョ ンテ光州支部事務局長が『団体協約締結、運送料現実化、雇用安定保障』を要 求して、光州先端団地三星工場にある送信塔に上り、占拠座り込みを始めた。 だが、9時30分頃警察に連行された。 貨物連帯組合員が集まっている朝鮮大に も公権力投入が予想されている。

金ソンホ貨物連帯光州支部長と朴ジョンテ光州支部事務局長が光州先端団地三星工場にある送信塔に上り、占拠座り込みを進行した。 貨物連帯

貨物連帯が電撃的な全面ストに突入したのは、27日に光州で集結した貨物連帯 組合員が撤収すると、三星と運輸会社が態度を変えないという判断が大きく作 用したためという。 そのため貨物連帯は27日の徹夜の会議で、全面スト突入 を決めた。

貨物連帯、「貨物運送特殊雇用労働者の労働権保障が、物流大乱を防げる」

貨物連帯は『全面スト突入に際した立場』を通じ「貨物連帯は、3月7日、一方 的に追い出された光州支部極東分会組合員51人の元職復帰と運送料引き上げの ために闘争し、対話をするために努力してきた。だが政府は手をこまねいて、 三星側は知らん顔を続けてきた」とし、「貨物連帯は昨年10月に政府与党の制 度改善の約束を信じて全面ストを撤回した。だが、政府与党は何の対策も出し ていない」と今回のストライキの原因が政府にあることを説明した。

続いて貨物連帯は「なぜ毎年貨物労働者の大規模闘争が絶えないのかに、政権 と資本は答えるべきだ」とし「持込み制と多段階搾取のような前近代的な物流 システムは改善されるべきだ。労働者に転嫁される費用を含む直接費用は引き 下げされるべきだ。標準運賃制を導入し、運賃をが現実化し、貨物運送特殊雇 用労働者の労働基本権を保障することだけが、繰り返される物流大乱を防ぐた めの唯一の方法だ」と明らかにした。

貨物連帯は4月3日に予告されている民主労総のゼネスト、4月12日の再ストラ イキを決めた鉄道労組と連帯し、さらに強力なストライキを作り出す計画だ。

一方、これまでに紛糾が発生し、用役警備の暴行と拘束、手配などの弾圧にも まけずに闘争を続けていた貨物連帯事業場は、光州支部極東分会(三星光州工 場)、忠北江原支部バスキンラビンス分会、忠北江原支部アジアセメント分会、 全北支部斗山ガラス分会だ。

2006年03月28日10時03分

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2006-03-29 18:45:49 / Last modified on 2006-03-29 18:45:50 Copyright: Default

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