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鉄道労組、4月12日に部分ストを含む再ストライキを宣言

キムヨンフン委員長、 「定期団体協約勝利のための最後の勝負」

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

21日、全国拡大争議対策委員会を開き、再ストライキ計画を議論

21日、鉄道労組が全国拡大争議対策委員会を開き、来る4月12日の部分ストラ イキを含む再ストライキの日程を確定した。鉄道労組は「鉄道公社が6ケ月以 上議論してきた議題を全面無効にして重要な争点への議論そのものを拒否し、 懲戒だけに血眼になっている」とし、現場復帰以後の鉄道公社の態度を批判、 全面戦争にでることを宣言した。

会議でキムヨンフン鉄道労組委員長は「鉄道労組は指導部の堅固な意志と組合 員の強力な決意で勝利の歴史を綴っている」と組合員を励まし、「われわれは 定期団体協約勝利という明確な目標を持って再ストライキを含む総力闘争を 決意し、最後の勝負に立ち上がろう」と声を高めた。

21日民主労総で開かれた拡大争議対策委会議/鉄道労組

再ストライキ、「これまでの議論を水の泡にする鉄道公社のため」

これまでの団体交渉に対してカンドグォン鉄道労組企画局長は「中央労働委の 仲裁決定前まで15回の本交渉と24回の実務交渉があった」と報告し、「しかし 公社はストライキが終わった後、核心要求案を含む議論自体を拒否し、これは これまでの議論を水の泡にすることで信頼回復にとって大きな問題になるだろ う」と説明した。この日、全国拡大争議対策委員会では『定期団体協約勝利お よび労組弾圧粉砕闘争計画』が上程され、29日の1次順法闘争と4月7日の2次順 法闘争を含む4月12日の部分ストなど、再ストライキの日程が全員一致で通過した。

鉄道労組は16日に中央労働委員会による仲裁調整に対し、22日に異議申請を出 す計画だ。中央労働委員会の仲裁裁定に対し、送達日から15日以内に行政訴訟 をすることができ、異議申請をすれば労使双方の紛争は続く。

全国車両支部、20日から4時間の総会闘争、22日には全面残業拒否闘争

一方、鉄道労組全国車両支部は17日に声明書で△不当懲戒撤回、△団体協約遵 守、△勤務指定拒否による欠勤処理撤回を要求し、20日にソウル車両支部での 4時間総会闘争を始めとし、全国の車両支部が総会闘争を行っている。また、 鉄道公社が要求事項を受け入れなければ22日からの全面的な残業拒否闘争を警 告している。

総会闘争を行うソウル地域車両支部組合員/鉄道労組

全国車両支部が総会闘争と残業拒否闘争を進めているのは、現場復帰以後の鉄 道公社の不法勤務指定変更と、これを拒否した組合員への無断欠勤処理がその 発端だった。ストライキ以後、鉄道公社は2000人を越える鉄道労組組合員を 職位解除して業務に支障をきたしており、不法な勤務指定を行った。これ に対して鉄道労組は「ストライキ以後の大量懲戒と強制転出などで組合員を脅迫 し、現場弾圧によって労組を無力化しようとする公社の労組弾圧が 組合員の闘争を呼び起こした」と説明した。

鉄道労組再ストライキ日程

23日対国民宣伝戦、支部昼食集会および総会、ソウル運輸職位解除組合員修練会
24日支部幹部主幹座り込み
25日〜26日地本別職位解除組合員修練会
27日〜28地方本部争対委会議および地域本部抗議集会
29日1次順法闘争
31日定期代議員大会
4月3日対国民宣伝戦強化
4月5日支部別非常総会
4月7日2次遵法闘争、支部幹部徹夜座り込み
4月9日地域別総力決意大会
4月12日部分スト突入

2006年03月22日11時14分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-03-25 00:02:10 / Last modified on 2006-03-25 00:02:11 Copyright: Default

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