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「告訴状を反故にしなければ始めもしなかった」

釜山地下鉄キップ売場雇用継承対策委、 記者会見で総力闘争を宣言

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net

13日午後ホナムシク釜山市長選挙準備事務所が閉鎖され、占拠座り込み中の解雇労働者が会議を開いた

ホナムシク釜山市長選挙準備事務所が事実上閉鎖された。これに伴い釜山地下 鉄キップ売場非正規職雇用継承対策委(対策委)は14日の午前10時にホナムシク 釜山市長選挙準備事務所がある西面のアイオンシティ7階で緊急記者会見を開 いた。

占拠座り込みに参加した解雇労働者、業務妨害罪で告訴される

この日の緊急記者会見の背景は、ホナムシク釜山市長側が13日に選挙準備事務 所を突然閉鎖し、釜山地下鉄キップ売場解雇労働者を含むイグクソク釜山地域 一般労組委員長、金ジンスク民主労総釜山地域本部指導委員など約20人を業務 妨害罪で告訴したためだ。

これに先立ち、釜山地下鉄キップ売場解雇労働者約20人は、10日の午後、雇用 継承を要求して西面アイオンシティの7階にあるホナムシク釜山市長選挙準備 事務所を奇襲占拠し座り込みを続けていた。

対策委は記者会見で「ホナムシク市長が選挙準備事務所を蹴飛ばして13日に逃 げ出した。逃げながら、釜山地下鉄切符販売非正規労働者をはじめ一般労組の イグクソク委員長、民主労総釜山地域本部の金ジンスク指導委員を業務妨害罪 で告訴するのも忘れなかった」とし「釜山地下鉄切符販売非正規解雇労働者の 切実な要求に答えるどころか、逃げようという調子だ」と憤慨した。

対策委、「告訴状を反故にしなければ始めることもなかった」

対策委は「解雇労働者の正当な要求である雇用継承に対する意志がないことが 繰り返し確認された」とし「事務室から逃げ出して座り込み者を告訴すれば、 問題が解決すると思ったら、それは誤った判断だ。民主労総釜山地域本部4万 の組合員を含む対策委の『非正規撤廃雇用継承争奪』の意志は、告訴状が反故 にされなければ始めることもなかった」と伝えた。

続いて対策委は、ホナムシク釜山市長に「解雇労働者がホナムシク市長選挙準 備事務所で座り込みをはじめて4日後にホナムシク市長は自ら『ネズミ』の道 を選んだ」とし「『ネズミ』ごときが400万釜山市民のために釜山行政に、ま た責任を負うというのか」と反問した。

14日午後ホナムシク釜山市長選挙準備事務所。この日、選挙準備事務所側のボランティアメンバーの一部が残り片づけていた。

14日午後釜山市庁の姿。市庁の警備員によれば、この日、解雇労働者の集会が予想されたため正門を閉鎖したという。

対策委は、解雇労働者の雇用継承の要求が「釜山市民の安全と便宜を含んでい る」とし「彼らの雇用がそうした役割を果たしたためだ。この問題で、ホナム シク市長にとって釜山市民の安楽と平安は眼中にもなく、労働者庶民の幸せな 都市を作る能力も意志もないことが明らかになった」と強調した。

対策委は最後に、ホナムシク市長は解雇労働者の切実な要求に、真心で答える べきだ」と前提にした後、「民主労総釜山地域本部4万組合員の意志は、最後 まで責任を問うことであり、解雇労働者の雇用継承争奪の最後まで闘争するこ とだと明らかにする」と伝えた。

対策委は、ホナムシク選挙準備事務所が閉鎖されたことにより、毎日西面で開 催していたキャンドル集会を中止し、15日と17日に予定している集中集会を西 面ロータリーのアイオンシティ建物の前で開くことにした。

一方、民主労総釜山本部のチェソンヨン教育部長は記者とのインタビューで 「釜山鎮警察署に確認したところ、業務妨害罪で解雇労働者が告訴されたこと がわかった」とし、「釜山地下鉄キップ売場解雇労働者現場委員会のイデギョ ン首席など約20人に召喚状が出ているが、まだ対策委次元では出席を決めてい ない」と伝えた。

チョンヨヌ氏はチャムセサン釜山慶南地域記者で活動している。

2006年03月14日17時03分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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