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社会団体、口を揃えて「鉄道ストライキ支持」

[鉄道ストライキ] 政府と公社の強硬対応に「問題解決の意志がない」と指摘

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

国家人権委、鉄道組合員強制連行、下調べに着手

鉄道労組の散開闘争に参加している組合員への無差別の強制連行が続いている。 民主労総と鉄道労組の国家人権委緊急救済措置の要請に国家人権委員会が「緊 急性を考慮し、重要な懸案として事件の下調べに着手する予定」だと明らかに した中、各界の糾弾声明も続いている。

各界声明、「政府の旧時代的姿勢でストライキの長期化を助長」

民主労総は「旧時代悪法の職権仲裁でも足りず、今、政府は組合員の身体の自 由まで侵害する反人権的行為を繰り広げている」と強く批判し、「労使関係の 葛藤と混乱で散開闘争を行っている組合員が泊っている旅館やサウナなどを取 り囲み、監禁したり現行犯で逮捕すると言って警察に強制連行することは明白 な人権侵害であり不法だ」と指摘した。

民主労総は4日、鉄道労組弾圧抗議集会を全国同時多発で進行し、闘本代表者 会議を招集して「盧武鉉政権の労働弾圧に対する粉砕闘争を連帯ストライキを 含む最高の程度で決定」する計画だ。

民主労働党は「公社側と政府当局は、対話で問題を解決するどころか、一方主 義と労働抑圧的な内容で一貫し、問題解決の意志が全く読みとれない」とし、 「公益のために、むしろ鉄道労働者が多くの不利益を甘受してまで、ストライ キをしている状況だ」と指摘、政府が誠実で真剣に問題を解決することを要求 した。

社会進歩連帯は「鉄道労組ストライキに対し、事態を収拾して前向きな姿勢を 見せるべき鉄道公社と政府は、むしろストライキの長期化を助長する大量懲戒 を乱発している」とし、「公権力の脅迫と強制鎮圧の試みは、使用側と政府の 無能を示す。ストライキに参加している鉄道労組組合員の怒りをさらに大きく するだけの措置」と政府と公社の最近の態度を批判した。続いて「盧武鉉政府 の新自由主義構造調整と労働者弾圧が呼んだストライキ事態を反省し、労働者 の要求を受け入れることが1次的な政府の姿勢」だとし、鉄道労組の要求を即 刻受け入れることを要求した。

労働者の力は「鉄道公社が出した構造調整案は、文字通り『市民の足』を担保 として鉄道労働者には死を強要するもので、『市民の足』を『地獄鉄道』にす る」と鉄道公社の構造調整政策を強く批判、「盧武鉉政権は、口では「社会的 両極化の解消』を云々して『雇用創出』を語るが、すべての労働者の非正規職 化を進め、労働者の正当な要求を弾圧で踏みにじっている」と、この事態の責 任は盧武鉉政権にあることを指摘した。

韓国非正規労働センターも鉄道労組ストライキを支持する声明を出した。韓国 非正規労働センターは「労働組合が要求する鉄道公共性の強化は、非常に公的 な要求であり、鉄道サービスという公共財に符合する内容だ」と鉄道労組の要 求の正当性を説明し、「大量職位解除を乱発している鉄道公社は、鉄道運営の 混乱に対する自身の責任を労働組合に転嫁して、地位の保全に汲々とする官僚 主義的な態度を繰り返している」と鉄道公社の前向きな姿勢を要求した。

労働組合企業研究所も声明を出した。労働組合企業研究所は「鉄道の商業化を 防ぎ、市民と公共のための足として新らしく発足するため、鉄道労働者の叫び は知ろうともせず、政府は旧時代の遺物である職権仲裁を振り回して公社は初 めての職位解除で対抗している」と指摘し、「市民の生命と安全を優先とする 公共鉄道は、人材が不足し、極度の労働強度に苦しむ鉄道労働者の労働条件下 では決して作られない」と、鉄道労働者の闘争に連帯の声をかけた。

2006年03月03日20時13分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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