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農民約千人が散開後、再集結場所に移動

[16:00]3人以上集まれば「解散」推奨。 不法検問に抗議した農民9人を連行

ラ・ウニョン記者/ 2006年11月29日14時57分

警察の源泉封鎖でソウル駅での農対委の事前決意大会が失敗に終わり、上京し た農民千人は午後3時50分頃に散開した。しかし農民たちはひとまず解散して も、ソウルの某所に再集結する計画だ。

この日の警察の集会妨害、不法検問と連行で計画された事前決意大会が失敗に 終わったため、農民は一時ソウル駅内で連座デモをした後、ソウル駅広場への 進出を試みて体当たりをした。

一方、この日、農対委執行部はソウル駅1番出口で緊急記者会見を行った。こ の席でムン・ギョンシク全農議長は「農民たちは大統領面談も要請し、韓米 FTAは拙速に進めず内容を見ながら、ゆっくりやろうと主張してきた」と強調 した後、「農民は白菜を捨て、鶏鴨を土に埋め、農家借金償還のために農薬を 飲むひどい状況」と明らかにした。

彼は続いて「政府は農民が平和集会をするといったのに上京を阻止し、集会も 出来ないようにしている」とし「今後あらゆる出来事の責任は、国民の口をふ さぐ警察と政府にある」と声を高めた。

[14:20]警察、ソウル駅「農民FTA阻止決意大会」を源泉封鎖

警察、3人以上集まれば「解散」推奨... 不法検問に抗議した農民9人を連行

政府が「韓米FTA阻止汎国民2次総決起大会をすべて不許可にしたが、2時から ソウル駅で開催される予定だった「農協改革と韓米FTA阻止のための農畜産の 決意大会」も警察の源泉封鎖で午後2時35分現在、開会できずにいる。

会場に予定されたソウル駅広場は事実上警察が占拠している状態だ。これに伴 い、全国から上京してきた千人あまりの農民は三三五五ソウル駅周辺に散り、 韓米FTA農畜水産非常対策委員会(農対委)の決定を待っている。農対委執行部は 今後の方針について議論を続けている。

しかし警察が3人以上の市民が集まっていると不審検問して、解散を勧めてお り、予定通りに決意大会を開催するのは容易ではないものと見られる。

農対委によれば警察はこの日、ソウル駅で不法な不審検問に抗議した農民9人 を連行するなど、政府と警察の過剰対応による衝突の兆しが予告されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-30 05:02:35 / Last modified on 2006-11-30 05:02:39 Copyright: Default

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