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警察を動員した賛否投票妨害に集会不許可まで

民主労総、 「ゼネスト防げると思うのは時代錯誤的思考」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年11月07日13時42分

政府、公務員労組賛否投票に警察を動員して投票箱奪取

民主労総がゼネストに拍車を加えているなか、政府がゼネスト賛否投票を露骨 に妨害したことで問題になっている。1日から全国公務員労組が民主労総ゼネ スト賛否投票を行う中、政府は警察までを動員し、投票箱も奪取するという行 為をしているからだ。全国公務員労組は、現実的に正常投票が難しいと判断し、 6日に緊急指針を出して「賛否投票を中断し、直ちに下半期総力闘争に突入す る」と宣言した。

7日、民主労総は緊急記者会見を開き「民主労総のゼネストを無力化するため の公務員労組賛否投票妨害工作を厳重に糾弾する」という態度を表明した。 チョ・ジュノ民主労総委員長は「民主労総のゼネストを防げるなど、時代錯誤 的な考え」とし、「政府は基本的な労組活動を妨害するばかりか、自由な意思 の表現さえ防ぎ、基本権を侵害した」と強く批判した。

全国公務員労組によれば投票初日の去る1日、賛否投票を実施しようとしてい た全国公務員労組忠南本部青陽郡支部、論山市支部、扶余郡支部、ソチョン郡 支部、保寧郡支部などに警察が投入され、武力で投票が中断された。保寧郡支 部では投票用紙と投票箱まで警察が頑強に奪取するという状況まで行われた。 江原地域では、刑事機動隊が常駐し、仁川でも情報課刑事を日常的に配置して 監視している状況だ。

クォン・スンボク委員長、「投票を中断し、直ちに闘争突入」

クォン・スンボク全国公務員労組委員長は「政府は民主的意思表現の基本であ る投票さえも妨害するという蛮行を行った」とし「投票は、ゼネストの事前準 備作業でしかない。投票を中断してもやめることはない。労働者、民衆と共に 民主労総のゼネストに積極的に参加する」と明らかにした。

民主労総は記者会見文で「公務員労組組合員の賛否投票に対する暴力的弾圧と 妨害工作は、民主労総のゼネストを無力化しようとする術策」とし「政府の無 力化の試みと妨害の中でも、民主労総の組合員は動揺せずゼネスト準備をして いる。22日の民衆総決起闘争で、35万のゼネストで世の中を変える闘争を民衆 と共に成功させる」と声を上げた。

一方、ソウル地方警察庁は交通混雑を理由に、12日に予定されている全国労働 者大会の会場を禁止した。民主労総は政府が「ゼネスト中傷」に熱を上げてい ると強力に批判した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-15 00:19:09 / Last modified on 2006-11-15 00:19:10 Copyright: Default

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