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編集2002.04.03(水)10:58

政府「民営化、落ち度なく推進」

「労働運動の基調、修正の契機になるもよう」

政府は、発電労組のストライキを新しい労使関係の枠組を形成する試金石と定 め、今後、発電会社の民営化計画を落ち度なく推進することにした。

シングクファン(辛国煥)産業資源部長官とパンヨンソク(方金+庸錫)労働部長 官は3日の午前、産資部記者室で共同記者会見を開き、このように明らかにし た。

二長官は、「発電労組及び民主労総ゼネスト撤回に対する立場」を通じて「民 主労総は、ゼネストの一歩直前で合理的な決断を下ろしてくれた」と話し、 「発電所民営化関連交渉は、議論の対象から除外すると合意したことで(今週 中に公企業民営化推進委員会を開き)発電会社の民営化を計画通り推進して行 く」と強調した。

また、「今回のストライキの経験を労使関係の新しい枠組を形成する試金石と して活用すべきだ」とし、「政府は今後も忍耐で法と原則によって対応し、今 回のストライキの試行錯誤を社会教育の機会として活用しなければならない」 と話した。

シン長官は、労組員処理の問題に対して「法と原則によって処理するが、情状 を酌量する方針」とし、「既存の懲戒手順が無視されたり撤回されることはな いが、解任者が納得できる理由で(抗告のような)規定された手順を踏むことは 保護される」と説明した。

彼は続いて、「今回の機会を発電会社の経営革新の機会にするために、細部に わたる検討を進めている」とし、「一か月のうちに労使が和合できる雰囲気を 具体化し、今後の韓電の新任社長選任を契機として韓電と発電会社のあらゆる 問題点を再点検し、公企業の模範的な労使文化を作るようにする」と強調した。

また、発電会社の経営陣が責任を負うことがあれば、原則によって責任を問う と語った。

方長官は、発電労組が合意文に署名していないことについて、「今回の合意書 は団交合意ではなく、一種の政治的、政策的性格の合意文であるのに加え、発 電労組が上級団体の民労総に交渉権を委任したため、印鑑を押すことに大きな 意味はない」と説明した。

方長官は労使関係の展望と関連し、「これまで労働運動が現実認識に基盤をお くよりも、どれだけ進歩的かに重点をおいて展開されていたのは事実」とし、 「しかし、今回のストライキに対する内部評価を通し、労働運動の基調が修正 されるかもしれない」と展望した。

チョンジュニョン記者(ソウル=連合ニュース)

ハンギョレ新聞

http://www.hani.co.kr/section-004000000/2002/04/004000000200204031058516.html


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