本文の先頭へ
LNJ Logo 段炳浩委員長に2年宣告 - DJ、労働者719人を拘束、また国際問題に浮上
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 20020318kpub3
Status: published
View


[民主労総声明] 驚き! 段炳浩委員長に2年宣告 - DJ、労働者719人を拘束、また国際問題に浮上

民主労総2002.03.19 声明書1

驚き! 段炳浩委員長に2年宣告 - また国際社会から注目される拘束労働者問題 - 金大中政府に入って労働者拘束719人 - 今年に入って33人…YSの5年で632人をしのぐ

  1. また韓国政府の労働弾圧が国際問題に急浮上している。来る21日、国際労 働機構が韓国の拘束労働者の全員釈放勧告文を採択する予定で、国際自由 労連、国際金属労連など、国際労働界が18日に韓国で第二次大規模国際連 帯行動計画などを樹立する国際会議を開き、19日10時30分、明洞のヒャン リン教会で計画を明らかにする予定だ。去る1月22日、35か国44都市の韓国 公館前で"President Kim DaeJung Shame on You!"(金大中大統領、恥を知 れ!)と叫んだ国際連帯行動に続き、来る4月10日、最小50か国以上で第一次 に次ぐ国際連帯行動が行われるものと見られる。
  2. 国民の政府と呼ばれる金大中政府発足4年3か月後に、拘束労働者が700人を 超え、719人を記録している。去年、241人を拘束して盧泰愚政権時期の 1992年、275人拘束以来、10年ぶりに最大拘束を記録した政府は、今年だけ でもすでに33人を拘束して、いまも監獄には51人が収監されている。 金泳三政権が5年の間、一週間に2名ずつ632人を拘束したのに比較すれば、 途方もない数値といえる。しかも18日に開かれた段炳浩民主労総委員長に 対する宣告公判で、何と懲役2年が宣告され、現政権の労働運動に対する 強硬基調を明らかに再確認させた。

    金大中政府4年3か月…719人拘束:一週間に三人

    ||年度||98||99||00||01||02.3.18|| ||拘束||219||129||97||241||33||

    金泳三政府5年…632人拘束:一週間に二人

    ||年度||93||94||95||96||97|| ||拘束||87||188||165||149||43||

  3. われわれは、労働運動が以前のような運動方式に固執して拘束者が増えた という政府当局の態度には、決して同意できない。既に、国際労働機構が 勧告文の草案で指摘しているように、正当な労働運動を刑法上の業務妨害 罪で処罰する不当な法の執行と、外国と異なる必須公益事業場を不法に決 め、しかも公務員労組も不法団体にしている誤った国内問題だ。さらに大 きな問題は、発電所を米国と財閥に売ろうとする政府の政策に対抗する発 電労組のストライキに見られるように、政府が労働者と国民を犠牲にする 誤った政策を頑として押し通し、これに対して正当な抵抗をする労働者を 片っ端から拘束するためだ。
  4. いわゆる国家権力が公権力と呼ばれるとすれば、法の執行が公平でなけれ ばならない。労働者ばかりをやっきになって狙う国家権力は、雇用者の不 当労動行為には綿の棒で、権力型の不正を断罪するどころか検察や国家情 報院、警察自身が権力型不正の巣窟だったことを最近のゲートシリーズは よく見せている。過去の軍事独裁政権と比較して、金大中政権には不正腐 敗も多いが以前よりましではないかという話があることそのものが悲惨で ならない。
  5. われわれは何回も今年の権力交代期に、政府が労働問題を細心に扱わなけ ればならず、労働者の痛みを和らげる方向で解決すべきだと提案した。だ が、発電労組のストライキに対する産資部などの政府態度を見ると、爆弾 を担いで火に飛び込むようなものだ。さらに、誤りの政府の政策に対抗し てきた過去の民主労総の活動すべてを犯罪と断定し、段炳浩委員長に対す る2年の実刑宣告は残された任期に労働界と全面戦争を辞さないという無謀 な宣戦布告と断定せざるをえない。
  6. 民主労総は、不退転の全面闘争を今一度決意せざるをえない。他にどんな 選択がありえるだろうか。公共3社のストライキに見られるように、過去4 年間、誤った政府の政策に苦しめられてきた労働大衆は、もうこれ以上耐 えることなく立ち上がっており、その気勢は頑強であり幅広いだけでなく、 国民多数の同意を得ている。この4年間に積み重ねられた憤怒が一度に出て くる兆しが年初から強く起きていて、この問題に対する政府の深刻な苦悩 と決断がなければ巨大な社会的葛藤に進まざるをえない。国際行事と選挙 で自制を要求すると言ったところで解決する問題ではない。
  7. われわれは、対話を手段に政策を修正し、社会の葛藤を予防しようとした が、政府はこの道を放棄し、全面対決を扇っている。私達が願うものとは 違うが、われわれは精一杯、無謀な政府の選択に対抗する。労働者自身の 闘争はもちろん、国内の広範囲な勢力の連帯、国際連帯など、あらゆる手 段をすべて動員し、労働者を踏み躙るこの政権を妥当するためにはあらゆ ることを尽くす。

終わり

http://www.nodong.org/maybbs/view.php?db=kctuinfo&code=press&n=1848&page=120


Created byStaff. Created on 2002-03-19 10:10:49 / Last modified on 2005-09-05 08:14:13 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について