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編集2002.03.14(木)15:24

発電ストライキ、長期戦突入に電力不安が増加

発電労組のストライキが14日、18日目に入り、「電力大乱」に対する不安が 増えているが、政府が対国民声明を発表して「長期戦」を既定事実化するよ うな多角的な方案用意に着手、緊張感が高まっている。

政府と使用側は累積した疲労で苦痛を訴えている代替人材だけでは、発電所 の運営に限界があると判断し、軍に人材支援を要請する一方、ストライキ労 組員の復帰誘導のために民事、刑事上あらゆる措置を行なうようにした。

◇これ以上与える必要はない = シングクファン(辛国煥)産業資源部長官は この日、対国民声明を通じ、電力供給に対する不安感を憂慮しながらも「不 法必罰」と「民営化強行」の既存の原則を再確認し、節電運動の必要性を要 請した。

イムネギュ次官はこの日の声明に対して「労組に対する警告と同時に国民に 協調を求めた」とし、「今や国民の協力が必要な段階にさしかかった」と話 した。

これは、去る12日からこの日の明け方まで、間歇的な交渉と水面下の接触が あり、13日の夜、政府と使用側は「最後のカード」を切ったが、労組側の反 応が思わしくなかったと政府は説明している。

この「カード」は、組合員の身分保障と関連し、まず1社が売却されても公 企業に残るという組合員に対しては、残る発電会社で受け入れるという内容 だ。

林次官はこれと関連して、「まだ労組側から受け入れの可否に対する最後通 報はないが、雰囲気としては受け入れる可能性は低いようだ」と語った。

使用側は、こうした交渉妥結の見通しがたたないことで、経歴社員500人あ まりを選ぶ作業を始める一方、懲戒と別途に民事上の損害賠償責任を問うた めの事前措置として、全未復帰組合員に対して裁判所に仮差押申請を出した と脅しをかけた。

これに対し、政府と使用側が最後のカードを切り、労組に最大限圧力を加え ているという観測も出てきている。

◇電力大乱の憂慮に節電運動を要請 = 産資部は、ストライキが長期化する 場合に備え、電力供給に支障が生まれる事態を既定事実化している雰囲気だ。

ストライキが長期化し、現在稼動中の160余の発電機のうち、既に盆唐複合 火力のガスタービン1基が去る6日に故障したのに続き、いつどこでまた発電 機が止まるかわからない。

その上、電力の40%程を生産している韓国水力原子力労組も、18-19日にスト ライキ賛否投票を実施すると決定した状態で、憂慮感が増幅されている実情 だ。

林次官は、「発電機がひとつ、二つと止まっても、今は短期間で修理する能 力がなく、つまり供給能力の縮小につながる」とし、「唯一の方法は、電力 消費量を縮小するだけ」と説明した。

政府は、韓電起工、韓電などの代替人材を投入したのに続き、軍当局に電力 技術人材を準備してくれと要請したが、どれほど粘れるかは確言できない。

産資部の関係者は、「国防部の推算によれば、軍から支援を受けられる人材 は500人あまり」とし、「しかし、軍の人材は最後の手段として使用する」 と話した。

しかし政府は公権力投入案に対しては相変らず拒否感を示している。

ストライキ指導部の相当数が集まる明洞聖堂に公権力を投入すると、まかり 間違えば政権の負担に作用しかねないうえ、いわゆる「散開闘争」中の労組 員を刺激すると知らされた。

このような労使間の対決構図が続けば、「電力大乱」は予告された災難とな ると観測されている。

チョンジュニョン記者(ソウル/連合ニュース)

http://www.hani.co.kr/section-004000000/2002/03/004000000200203141524901.html


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