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編集2002.03.12(火)23:16

韓電チェスビョン社長、辞表

発電労組のストライキが解決の糸口を見つけられずに長期化しているなかで、 韓国電力のチェスビョン社長が12日の午後、電撃的に辞表を提出した。崔社 長は去る99年6月に就任し、任期を3か月残している。

韓電はこの日、報道資料で「発電労組のストライキが長期化したことで電力 供給に支障が予想される等、国家経済に甚大な打撃を与えかねないという点 を憂慮し、親会社の社長として責任を痛感して辞意を表明した」と明かした。 崔社長はシングクファン(辛国煥)産業資源部長官就任後、韓電の配電部門 (電力卸売)分割案に反対意見を出し、発電労組のストライキ以後も事態収拾 に微温的な態度を見せ、政府側から冷たい視線を受けていたことが知らされ た。

崔社長は、「今回の事態に全的に責任を負って辞任したので、労組員がひと まず現場に復帰して安定した電力供給に寄与してくれることを懇々と要請し た」と韓電関係者が伝えた。韓電は、既に株主に3月22日の株主総会を通報 しており、株主総会案件に代表理事選任の件がないため、ひとまずコインソ ク副社長の職務代行体制で臨時経営陣を構成する方針だ。しかし、韓電社長 は社長推薦委員会で選任した候補を産資部長官が提案したあと、大統領が任 命するまでに通常2か月以上かかり、民営化問題で深刻な労使摩擦の渦中に 最高経営者まで空白となる状況に陥ることになった。

パクスンビン記者sbpark@hani.co.kr

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-004000000/2002/03/004000000200203122316056.html


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