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編集2002.03.03(日)10:14

携帯電話の普及で「散開闘争」に威力

最近の公共部門のストライキを契機に携帯電話が新しいストライキの形を作 り出している。

労組員が携帯電話で『武装』して、円滑な通信が可能になり、一箇所集まっ て座り込みやデモを行う集団的ストライキではなく、小規模単位で行き来し ながら指導部と随時連絡して指令を受ける、いわゆる「散開闘争」である。 特に、まだ進行中の発電産業労組のストライキと関連、政府は当初、鉄道分 野の労使交渉が電撃妥結してソウル大と建国大などに集結した労組員が解散、 解決を楽観する雰囲気だったが、携帯電話を利用した労組員等の「散開闘争」 が威力を発揮、長期化の可能性に緊張している。

総理室の関係者は3日「以前は一箇所集まるストライキ労働者たちを公権力 を投入して分散させれば、たいていストライキが終わったが、携帯電話の普 及率が高まって最近では様相が変わった」と話した。

労組員が5-10人単位で固まって行き来しながら指導部の指示を受け、労組員 の間で連絡を取りながらストライキ隊列から離脱するのを互いに「監視・統 制」しているという。彼は、「発電会社はストライキ早期終結のためにスト ライキ参加労働者が業務復帰指示を拒絶すれば、解任などで強く対処すると 明らかにしているが、業務復帰率は一桁台に留まっている」と堪え難くてし た。

(ソウル/連合ニュース) http://www.hani.co.kr/section-005000000/2002/03/005000000200203031014053.html


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