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[声明書]構造調整/民営化阻止闘争の最前線に立った発電労組ストライキ闘争を支持する

25日を期して突入した発電労組のストライキ闘争から4日を経過している。 当初、ガス、鉄道、発電公共3社の連帯ストライキで始まった今回のストラ イキ闘争は、ガスと鉄道の交渉妥結の後に、先行きが危ぶまれたが、散開闘 争という新しい闘争戦術を駆使しながら強硬に進められている。5000人あま りに達する発電労組組合員は、500余のグループに分れてソウル市内のあち こちに散開してストライキ指導部の闘争指針に万全を期している。もしかす ると、ストライキ隊伍が瓦解しかねない、このような闘争の中でも、4〜6%水 準という、ストライキ初日と大きく違わない現場復帰率を維持し、動揺のな い闘争を展開している。

韓国電力から分社して一年あまりの労組が、このように強大な組織力と硬い 決意でストライキ闘争を展開する力はどこから出たのか? 発電労組は、今回 のストライキ闘争の要求案に、民営化方針撤回、団体協約締結、解雇者元職 復職、労働強度強化即刻中止、発電会社経営自由権保障などを提起している が、これらの大部分は連帯ゼネストを繰り広げた公共3社の共同要求案でも ある。必須公共サービスを提供し、国家基幹産業に責任を負う公共部門労働 者に、あらゆる責任を強要しながら労働者としての基本的な権利は保障され ずにいた。さらに、政府が推進している公企業民営化計画にしたがえば、こ のような状況は一層悪化するのは火を見るより明らかな状況だ。結局問題の 核心は、政府の公企業民営化政策にある。いくつかの団交条項に対する一定 の意見接近にもかかわらず、発電労組が民営化方針撤回に背水の陣を敷いて ストライキ闘争を持続している理由もここにあり、民営化阻止闘争にあって 「敗北はしても譲歩はできない」のだ。

新自由主義構造調整政策の推進が労動市場をどんなに撹乱し、労働者民衆の 生存権をどんなに暴力的に破壊するかは再論の余地がない。資本市場の全面 的な開放、海外投資者を引き込むための一連の新自由主義政策の中で、労働 の柔軟化、労働強度、労働統制の強化はどんどん強化されてきた。このよう な文脈で推進される公企業民営化政策がいかなる結果を持たらすのかは、売 却の手順のように既に進められている公企業に対する人員縮小、労働強度強 化などを通して如実に表れている。国民が負担する危険と費用も途方もない ものだという点については、英国の鉄道民営化の事例や米国カリフォルニア の電力事態などを通し、既に全国民的に認識されている。

公共性と国家産業の側面で、破壊的な結果を引き起こすだけの公共部門民営 化を、それも公共労働者、国民誰も同意しない政策を、ただ政府だけが強硬 に主張している。今回のストライキについて、マスコミや保守勢力は立場な く、安易に対処した政府(部署)を叱責しているが、本当の問題は、政府の根 拠の無い民営化の立場の頑強さにある。しかし、民営化方針の撤回に対し、 企業の経営陣は国家政策なので自分たちが関与する問題ではないという名分 で、政府側代表として仲裁役を買って出た労働部長官も、自分の権限ではな いと言って事態の本質を回避している。公共部門の民営化に対する政府の政 策は、結局、海外投機資本の利害とそのための構造調整政策の落ち度のない 推進のためだという事実を彼ら自ら認めているわけだ。

今日、発電労組のストライキ闘争は、責任だけはあっても権利は存在しない 「公共」の鎖に縛られていながらも、94、99年などのしっかりした闘争の足 跡を作った公共労働者の闘争の延長線に置かれている。交渉が妥結し、スト ライキを撤回したガスと鉄道労組の場合も、基層組合員の闘争の意志、組合 員総会での最終承認問題を念頭におけば、闘争はまだ終わったわけではない。 民営化問題が交渉と争議の対象にならないという政府側の欺瞞的な立場と平 行線をたどっている発電労組の闘争は、自らの生存権を防御し、勝ち取るた めの闘争であるだけでなく、外資誘致、効率性の再考を名分として安値で公 企業を売り、結局、その出血を全的に労働者国民に転嫁させる政府の構造調 整政策に根本的な制約を加えるための情勢的な闘争だ。したがって、ストラ イキ隊伍を孤立・瓦解させるための政府の「電力供給支障、国民不便招来」 云々というイデオロギー攻勢が、万一現実のものになれば、その責任は全的 に政府側にあるという事実を明らかにする。民営化阻止、構造調整阻止闘争 の最前線に位置している公共労働者のストライキ闘争は、公共労働者の闘争 であるだけではなく、これに対する中断がない闘争の決意を明らかにする。

2002年2月28日 社会進歩のための民主連帯仁川支部

http://cham4.jinbo.net/maybbs/view.php?db=gong2&code=free&n=347&page=13


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