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編集2002.02.26(火)19:02

会議の中断…開始…交渉場内外の力比べ

■ストライキ二日目の表情

鉄道と発電など公企業労組の同時ストライキ二日目の26日、 これらの労組から交渉権を委任された韓国労総と民主労総公共連盟は、 前日の水面下での接触に続き使用者側と公式的な交渉を再開した。 しかし、核心の争点を巡る両側の意見が交錯し、会議の中断と交渉再開など 鎮痛を繰り返した。

◇労使交渉の内外=鉄道労組から交渉権を委任された韓国労総はこの日の午前 11時頃、ソウル汝矣島の労使政委員会大会議室でイナムスン委員長が参加して ソンハクレ鉄道庁長などと公式の交渉を始めた。李委員長は「国民の不便を減 らして座込み場で苦労している労組員が早く現場に復帰できるように前向きに 臨んでくれ」と話し、ソン庁長も「鉄道労使がなし遂げられなかったことのた めに韓国労総が出てきてくれて有難い」と応答した。

しかし、労使は既に合意したと思われる部分でも相変らず見解の差が大きいと いう点を確認しただけで、30分後にひとまず会議の中断を宣言した。双方は、 各自の意見を整理した後、午後にキムソンテ韓国労総事務総長とチョンドンジ ン鉄道庁企画本部長など6名の実務交渉委員がまた実務交渉を始めた。

発電労組も民主労総公共連盟が午前11時20分頃からソウル中区明洞のローヤル ホテルで使用者側と公式交渉を再開した。ヤンファヌン公共連盟首席副委員長 とイヨンオ東西発電(株)管理本部長などの6人が参加した交渉で、双方は25項 目の争点条項を巡って議論を繰り広げ、休暇・休日規定など4つの事項に意見 の接近がなされた。労使双方は、数回の会議の中断と再開を繰り返し、またこ の日の夕方7時に交渉を再開したが、解雇者復職と民営化問題に対して使用者 側が交渉対象でないという主張を曲げずに鎮痛を味わった。

◇座り込み現場=ソウル大で二日目の座り込みを行っている発電労組組合員 4000人あまりは、午後2時頃から野外劇場で総力決起大会を開いた。決起大会 には、25日から連帯ストライキを始めた全国社会保険労組京仁支部組合員2000 人あまりとKT契約職労組50人あまりも賛同した。

建国大に集結している5000人あまりの鉄道労組員も、前日の学校側の退去要請 にもかかわらず、この日の午前10時からストライキ闘争報告大会を開く等、決 意を新たにした。明洞聖堂で座り込みをしていたキムジェギル鉄道労組委員長 は、午後2時を期して首都圏の鉄道労組員の家族が建国大に集まるようにして、 座込み場に集結しない労組員等も委員長の指示なく現場に復帰するなという内 容の呼訴文を発表した。

この日、鉄道労組のストライキには、組合員2万3千人のうち35%の8千余名が、 発電労組のストライキには組合員の95%の5300人あまりが参加した。

一方、当局は午後4時頃から山林庁ヘリコプター1機を動員して鉄道労組と発電 労組員が座り込みをしている建国大とソウル大にそれぞれ鉄道庁長と5つの発 電会社社長名義の『現業復帰呼訴文』数千枚をばら撒いた。また、ソウル大と 建国大はこの日の午後、警察に施設保護を要請した。

◇民主労総連帯ストライキ集会=この日の午後1時から5時まで、一時的な連帯 ストライキに入っていった民主労総所属組合員3000人あまりは午後3時30分頃、 ソウル鍾路区宗廟公園で『ゼネスト闘争勝利決起大会』を開き、△国家基幹産 業民営化撤回、△勤労条件の後退ない週5日勤務制争奪、△段炳浩民主労総委 員長など拘束労働者釈放などを要求した。

起亜自動車光州工場労働者の5000人あまりと木浦サムホ重工業労働者の2000人 あまりも、部分ストに賛同した。彼らは午後1時、光州駅広場と木浦駅広場で 開かれた週5日勤務実施要求会合に参加し、街頭行進を行った。

韓進重工業労組など、民主労総釜山地域本部に所属する17の事業場の組合員 3000人あまりもこの日の午後、釜山大で座り込みをしている全国鉄道労組釜山 本部組合員2000人あまりと結集し、座り込みに入った。これに先だち、午後1 時からゼネストに入った民主労総釜山地域本部は、釜山駅広場で『労働法の改 悪ない週5日勤務争奪と国家基幹産業私有化阻止のための釜山労働者大会』を 開いた。

スホン・チェヒェジョン記者minerva@hani.co.kr

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