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News Item 20021105victory
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週5日改悪法案阻止、ゼネスト闘争勝利

全国21の各都市で労働悪法撤廃の労働者の叫び

民主労総は政府と与党が週五日法を口実とする勤労基準法改正案を強行しよ うとしたことに対し、11月5日午前11時、記者会見を開いて動映像指針など を通じて午後1時、無期限全面ストを宣言した。

これに伴い、今年最大規模で進められたゼネスト闘争には、168の事業場か ら12万4601人がストライキに賛同し、民主労総の闘争指針に従い、全国21の 都市で集会を開き、ゼネスト勝利決意大会を開いた。

ソウルでは午後3時、金属産業連盟の永登浦駅前事前集会で抗争の火ぶたが 切って落された。

この集会には、起亜自動車をはじめ、ソウルと京畿、仁川など首都圏金属労 働者と公務員労働者など6千余名が同席した。

集会が始まった後も、観光バスに乗って来た隊伍が列をなし、3時30分頃に は永登浦駅前の片方車道にまで人波があふれ出た。

この集会で、金属産業連盟ペクスンファン委員長をはじめとする演説者は、 「三大悪法を阻止する時まで、絶対にゼネストを強行する」と決意を新たに した。

一方、集会に参加した公務員労組のシンチャンファ争議部長が演壇に上がり、 民主労総の連帯に感謝を表した後、「必ず公務員労組を死守して、労働三権 を勝ち取る」と決意を明らかにし、大きい拍手を受けた。

集会の参加者は、4時頃から永登浦高架と一般車道の「2階建て隊伍」を演出 し、民主労総の決意大会が開かれる国会前まで街頭行進にたった。

永登浦駅で事前決意大会を終えた金属産業連盟所属の6千余の組合員など、 ソウル・京仁地域労働者1万余人は午後4時30分から国会前片道4車線道路と 歩道を完全に占拠して「ゼネスト勝利決意大会」を開催した。

ユドクサン委員長職務代行は大会のあいさつで「3大ゴミ悪法廃棄のために、 ゼネスト戦線に駆けつけた組合員同志があまりにも誇らかだ」とし、「政府 と国会が三大悪法を完全に撤回する時まで、休みなく闘って行こう」と闘争 を訴えた。

決意大会では、コッタジと文芸創作組「野花」、民衆歌手イファソン氏など がとても楽しい文芸公演を行い、闘争の雰囲気をかきたてた。

大会を終えた参加者は、罷業歌を歌い、「模型国会火刑式」をし、国会方面 にタマゴを投げて抗議の意を表現した後、集会を終えた。

全国公務員労働者大会も共に開く

警察の封鎖も、行政自治部の懲戒の脅しも、何も効果がなかった。 公務員労組組合員は、永登浦の金属産業連盟集会に参加した後、汝矣島国会 前まで行進を行った後、民主労総ストライキ出征式が開かれる前に「全国公 務員労働者大会」開催を奇襲宣布し、金属労働者の護衛により大会を進めた。 「公務員大会は絶対不可」の立場を固守した警察も、公務員労組が民主労総 隊伍の中に深く位置して集会を進めては、手を回すこともできない。 労組のハンソクウ釜山地域本部長などの演説者は、闘争経過を報告して、 「公務員も労働者であることを自覚して、同志の皆と同じ道を追って歩く」 と決意を明らかにして大きい拍手を受けた。 労組はイジュンギ仁川地域本部長の闘争演説を最後に大会を終え、続いて開 かれた民主労総ゼネスト勝利決意大会に参加した後に解散、二日にわたった 年休ストライキ闘争を終えた。 一方、ソウル拘置所に収監されているチャボンチョン委員長は、11月6日か ら警察の前夜祭暴力侵奪に抗議して政府との対話を要求して無期限ハンスト に突入している。

6日から経済特区法案阻止のための全幹部上京闘争を展開

民主労総は11月5日のゼネスト集会の直後、国会環境労働委で週5日関連の勤 労基準法案を国会本会議に上程しないと決定されたことを受け、民主労総の ゼネスト闘争が勝利したと判断、ひとまず中断を宣言した。 しかし、6日に経済特区法が常任委で扱われる予定であり、これに対抗して6 日の午後1時半、16団体の記者会見を開き、午後2時から国会前で全幹部上京 闘争を展開することに決定した。 また、現在、週5日関連の改悪法案が完全廃棄されたわけではないという状態 で、次の国会で扱われる可能性が高く、また改悪案が国会に上程されれば今 回の闘争よりさらに強力なゼネスト闘争を展開する予定だ。

(下は民主労総指針内容)

1) 民主労総ゼネスト中に開かれた11月5日の国会環境労働委で、週5日関連 の勤労基準法改正案を常任委に係留し散会すると決定し、今回の定期国 会での通過しないことが決定した。 したがって、週5日関連労働法改悪案の定期国会通過阻止するための力強 い幹部上京闘争と民主労総ゼネスト闘争は勝利をおさめた。 したがって、民主労総はゼネスト闘争を中断する。 単位労組は事業場の都合に合わせて可能なゼネスト勝利報告大会などを 開催した後、復帰する。

2) 民主労総は、週5日関連労働法改悪案が完全に撤回されたわけではなく、 次の国会に持ち越されただけであるため、さらに強力なゼネスト闘争の 準備態勢に入る。

3) 民主労総は、3大労働悪法のひとつである経済特区法が6日、常任委で扱 われるため、経済特区法阻止のために強力な総力体制を整えるために、 11月6日の13時30分、各界各層合同の記者会見を開催し、11月6日の14時 に国会前で民主労総全幹部上京闘争を展開する。 また、7日、全国貧民大会と10日の全国労働者大会13日全国農民大会など を通し、強固な対政府闘争を展開する。

民主労総ホームページより


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