自動車産別連絡会の会員の方から、
大宇自動車労働組合の闘争を側面から支援する次のような提案を寄せていただきました。
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大宇自動車労働組合の闘争を側面から支援するということでご提案します。
下記自動車総連Eメールアドレスへ「自動車総連会長 草野忠義殿・・・・」
以下の文をコピーして新しいメールに貼り付け送信してください。
CCアドレスはIMFと韓国金属産業連盟です。
賛同される方はぜひ実行してみて下さい。
要請文に対し自動車総連から
以下の返信があったとのことです。
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本日、早速、IMF-JCと連絡をとり、自動車総連会長を兼務するIMF-JC草野議長
より、添付の抗議レターを金大統領宛てに発信致しました。
自動車総連とし、警察隊の投入を含む韓国政府の力による労働組合弾圧は、全
く許し難く、強い怒りを感じております。
自動車総連一同、本紛争が一日も早く組合員にとって最良の解決に向かう事を
心から祈念致します。
自動車総連に送られた要請文は以下の通りです。
件名:大宇自動車労働組合の闘争支援要請
宛て先:自動車総連
CC宛て先:IMF ,
韓国金属産業連盟
自動車総連会長 草野忠義殿
IMF-JC議長 草野忠義殿
日頃の組合活動に敬意を称します。
韓国で今、大宇自動車労働組合に対し韓国政府による不当な暴力弾圧が
行われていることはご存知のことと思います。
大宇自動車労働組合は大宇自動車の経営破綻に対し妥協案を提出、話し
合いを継続し、整理解雇の回避に努力しました。しかし、政府・債権団による
大宇自動車をGMに売却するという規定方針により、話し合いは決裂し労組は
ストライキを宣言しました。
ストライキは家族ぐるみでの工場内座り込みという、きわめて平和的な行動が
計画されていました。それに対し韓国政府はヘリコプターやクレーン、数千人
の警察力を投入し、暴力的にストライキ隊伍を排除しました。そして政府は労
働者の団結を恐れ、韓国の各地から集結しようとする労組組合員を何の根拠
もなく妨害し逮捕しています。
IMFは昨年9月第10回IMF世界自動車会議を開き労働組合を強化するため
の新しいプログラムを採択し、「最近の合併・提携・買収の波は明らかに経済
のグローバル化の中心的要素となっており、数十年前に始まったこの風潮は最
新段階にきている」「自動車産業の労働組合は組織機構と活動を強化し、上述
の課題にうまく対応しなければならない」との方針を出しています。
また、IMF-JCも「グロバリーゼーションにおける国際労働運動の推進」
を方針とし、自動車総連も「世界の自動車関連労組との協議・協力の推進」
を方針として掲げています。今回の大宇自動車の経営破綻はまさに経済の
グローバル化によるものに他なく、大宇自動車労働組合は会社再建の協議に
積極的に参加していましたが、会社側が一方的に打ち切ったのです。
自動車総連およびIMF-JCにおかれましてはぜひその方針にのっとり大宇
自動車労働組合への支援をご決議され、併せて韓国政府に対し毅然とした
抗議をなされ、一刻も早く不当な弾圧を止めさせるようにお願い致します。
支援先:International Affairs Dept. KMWF Fax: +82-2-712-4253
抗議先:President Kim Dae-jung ChungWaDae 1 Chung-ku
Seoul Korea
Fax: ++82-2-770-0202
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Created on 2001-03-01 01:27:28 / Last modified on 2005-09-05 08:11:28 Copyright:
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