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民衆選挙戦制再推進、李錫行委員長に委任

民主労総中執、「民衆選挙戦制、党に公式要求」は通過せず

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2007年05月15日12時40分

民主労総は14日に中央執行委員会(中執)会議を開き民衆参加選挙戦制(民衆選 挙戦制)再推進を李錫行(イ・ソクヘン)委員長に全面委任することにした。 民主労総は「李錫行委員長が民主労働党指導部と合意し、民衆選挙戦制を再推 進する」という会議結果を民主労働党に公式に伝える予定だ。

民主労総中執の「委員長一任」の決定は、李錫行委員長が提起してきた党大会 再招集の要求から一段階後退した内容だ。この日、中執委員は案件に上程され た「民衆選挙戦制を公式に民主労働党に提案する」という案件をめぐり激論を 繰り広げたが、合意点を見出せず、委員長が直接「委員長一任」という折衷案 を出した。

しかしこれに対しても反対意見が出され「全員一致で案件を通過させる」とい う既存の方針を放棄して表決に送った。折衷案は中執委員35人中過半を超え、 可決された。

折衝案が通過した後、李錫行委員長は「民衆選挙戦制再推進に対する政治的責 任を明確に負う」とし「民主労働党指導部と合意に成功しなければ(再推進を) 放棄する」と明らかにした。ウ・ムンスク民主労総報道官は「民衆選挙戦制が 有効な戦術だと判断されればいつでもまた推進できるではないか。今年の 大統領選挙で無理に推進しないという意味」と釈明した。

独自候補推進については「案件に提出されたことも、公式会議で提起されたこ ともない」とし「民主労総独自候補推進は事実上ない」と断言した。

ウ・ムンスク報道官は「民主労働党に対する過度な介入」という批判に対して 「民主労総と民主労働党が必死に努力したのに昨年の非正規悪法(非正規職法) が結局通過した」とし「民主労働党が院内多数を占め、少なくとも交渉団体に ならなければ力が発揮できないという痛切な事情を理解してくれ」と伝えた。

続いて「真性党員への権限侵害という恐れがあるが、民衆選挙戦制を通して、 組合員を党員化する契機に活用できないか」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:55:17 / Last modified on 2007-05-29 05:55:17 Copyright: Default

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