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国民健康保険カスタマーセンター労働者、10日スト突入

「すでに直営化された四大保険機関カスタマーセンター…健康保険公団だけが残った」

パク・タソル記者 2021.06.08 12:08

国民健康保険公団カスタマーセンターの労働者たちが6月10日に全面ストライキに突入する。 2月にカスタマーセンター直営化、勤労基準法遵守などの要求を掲げて 24日間のストライキをしてから約三月後に再ストライキに立ち上がった。 前のストライキの後、カスタマーセンターの労働者たちの労働権が俎上に置かれたが、 国民健康保険公団はカスタマーセンターの直営化に留保的な立場を取っている。

[出処:労働と世界]

民主労総公共運輸労組国民健康保険カスタマーセンター支部は6月8日午前、 ソウル市中区の民主労総15階で記者会見を行って無期限全面スト突入を宣言した。 国民健康保険カスタマーセンター支部は 「われわれは非正規職という理由だけで排除と差別を受ける現実を変えるために、 また無期限の全面ストライキに立ち上がる」とし 「全国民が加入する公的な保険として、 公共部門で働く労働者としての責任感を持って全面的な闘争に立ち上がる」と明らかにした。

国民健康保険カスタマーセンター支部によれば、 四大保険機関のうち国民年金公団勤労福祉公団カスタマーセンターはすでに直接雇用正規職転換を行い、 健康保険審査評価院もカスタマーセンター業務を直営化した。 だが国民健康保険公団は政府の公共機関非正規職の正規職化政策により、 すでに清掃、施設管理、警備など用役労働者約700人を直接雇用正規職に転換し、 カスタマーセンター相談員は相変らず間接雇用の形態を維持していることが問題になっている。

直営化の責任がある国民健康保険公団は、正規職の反対を理由に上げている。 マスコミも『第2の仁川空港事態』と労労対立をあおった。 この日、国民健康保険カスタマーセンター支部は 「一角で言われる相談員の直接雇用が正規職労働者の被害になるという言葉は 何の根拠もない」とし 「国民健康保険カスタマーセンター支部の労働者の要求には含まれもしない内容で、 根拠もない憶測で直接雇用正規職転換を回避し、 公共性の強化を無視する態度も非難されるのが当然だ」と明らかにした。

無期限全面ストライキ突入を宣言した国民健康保険カスタマーセンター支部は10日には 『生活賃金争奪、国民健康保険公共性強化、カスタマーセンター直営化争奪』の要求をかけて全面ストライキ大会を開く。 11日には彼らのストライキ闘争を支持する市民対策委員会の記者会見が予定されている。 12日には公共運輸労組が国民健康保険公団の前で公共運輸労組2次決意大会を開き、 彼らのストライキ闘争を支持する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2021-06-16 09:33:40 / Last modified on 2021-06-16 09:33:41 Copyright: Default

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