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韓国:「海軍基地工事で1年のミカン農作業すべて無駄に」
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「海軍基地工事で1年のミカン農作業すべて無駄に」

基地工事で粉塵発生、江汀住民鬱憤

チョン・ジェウン記者 2011.10.19 18:13

「これでは農民は暮らせない。天恵香とハルラボンをこんなにした。粉塵が飛 んで、1年の農作業をすべて無駄になった。補償? 補償は当然だ。済州海軍基地 工事の間ずっとこうだ。すぐ工事を中断しろ。これから4年間これは絶対解決で きない。すぐみんな買い取って海軍は済州島から離れろ。
農作物だけで なく、この近くでは人が暮らせなくなる。私が青瓦台まで行くつもりだ」。

江汀村の農民は怒って、海軍と済州海軍基地施工業者のサムスン物産とデリム 産業に大声を張り上げた。基地工事が強行され、4年以上苦しんできた住民は、 工事強行で発生した粉塵で被害を被ったとして、海軍基地工事即刻中断を要求 したのだ。

住民は、海軍基地工事現場から飛ぶ塩分を含む粉塵が、みかんハウスを覆い、 陽光を遮り、みかんや輸出品目のユリなどに積もって莫大な被害を受けたと 主張した。

また、彼らは行政当局がこの懸案を『傍観』せず、被害規模を正確に調査して、 適切な対策を立てるよう要求した。

▲海軍基地工事現場の粉塵でみかんに黒い斑点が発生した。

▲海軍基地工事現場近くのビニールハウスの天井に赤い粉塵が積もっている。

「結局死ねということ...今すぐ工事中断」

これに関連して、江汀村会は10月19日午前11時、工事現場正門の前で記者会見 を行い、粉塵を発生する海軍基地を中断しろと強く要求した。

住民のチョン・ヨンヒ氏は「80代の老人が苦労して作った1年の農作業が、海軍 基地工事の粉塵でみんな無駄になった」とし「ハルラボンは、9月〜10月が一番 よく熟す時だ。出荷までいくらも残っていないのに、実がすべてだめになって、 1年の農作業が無駄になった」と声を高めた。

チョン氏は「海軍基地工事が始まってから、赤いホコリがハウスを覆い、ハル ラボンが陽光を受けられなくなり育たない」とし「今でもハウスに入ると実が ホコリが覆われている、このホコリはすべて塩分を含んでいて、実はみんな腐っ ている」と吐露した。

続いてチョン氏は「こんな被害が発生しているのに、海軍も西帰浦市も済州道 も、誰一人、何の話もしない」と行政当局の対策を要求した。

結局チョン氏は「こんな状況でも海軍は海軍基地工事を強行し、その上、今度 は発破をするというが、もしクロムビ岩を発破すればそのホコリで被害はさら に激しくなる」とし「結局これは江汀の住民に死ねということだ」と主張した。

30年間建設業に従事したという住民カン・ソンウォン氏も600坪、800坪規模の 天恵香、ハルラボン農作業がみんなダメになったとし、「海軍基地工事現場の 被害予防対策は零点」と叱責した。

カン氏は「今、海軍が工事現場をフェンスで隠しているので、いったい何をし ているのかわからないが、海軍の住民被害対策はでたらめで、粉塵の飛散には 何の対策もなく工事を強行」しており、「海軍基地工事現場近くの畑には風が 吹くたびに足あとがつくほどホコリが積もっている」と伝えた。

カン氏はまた「今海軍が破壊しているクロムビ岩は、以前は塩田だった所で、 岩自体に多くの塩分がある。とにかく壊して見ようという海軍が、重機を4台も 動員してクロムビ岩を壊したので、塩分を含んだホコリで住民が被害を受けて いる」と糾弾した。

これに関して記者会見の参加者は、「拙速な環境影響評価で問題になり、やっ と反映された環境影響評価の合意遵守事項もきちんと履行されなかったが、無 理に工事を強行してきた海軍は、一切れの良心があるのなら、粉塵で一年の農 作業をだめにした住民に謝罪して損害賠償」しろとし『海軍基地事業即刻中断』 を要求した。

行政当局、粉塵被害を検証する専門家がいない?

また、江汀村会は粉塵被害に対する一人一人への補償はもちろん、海軍が環境 影響評価協議遵守事項を無視して工事を強行しているとし、行政当局が公式に 措置するよう要求した。

江汀村会側も環境団体と平和運動家、済州道民で構成された環境監視団を発足 させ、海軍基地工事現場での各種の環境問題に対する監視活動を行う計画だ。

特にこの日、行政当局の微温的な態度への糾弾も続いた。チョ・ギョンチョル 村会副会長は、「村会が周辺の34か所の畑について精密被害調査を要求したが 西帰浦市や済州島が個人的な被害程度だと規定して微温的な態度を取った」と し「海軍と江汀村が推薦する用役業者を選び、被害調査をしようと言っているが、 専門家集団の用役業者選定で難航している」と明らかにした。

チョ副会長は、行政当局が『飛散粉塵被害を検証する専門家がいないと言う』 とし「環境影響評価審議を済州道が直接して通過させた時は専門家もなくやっ たのか。まったく納得できない行政態度に怒りが込み上げる」と話した。

行政当局は、用役業者を村会に選定させろという提起について、コ・グォニル 基地反対住民対策委委員長は、「行政当局が用役業者などの専門家を選び、村 の住民の同意を得て、海軍が受け入れれば良い」と一蹴し「結局、行政当局が すべきことを放棄して、住民に後始末をさせている」と批判した。(記事提携= メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-20 08:29:23 / Last modified on 2011-10-20 08:29:41 Copyright: Default

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