本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国シチズン労組・来日闘争勝利報告集会
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 20031217cok
Status: published
View


2003年12月17日、上野区民センターで、日本と韓国にまたがる国際的な争議を闘い抜き、勝利を勝ち取った韓国シチズン労組の闘争勝利報告集会が行われた。

この日の報告集会では、韓国シチズン闘争をまとめたビデオの上映と、 交渉妥結当時は不法占拠を理由として収監されていた 韓国シチズン労組の朴成姫委員長、韓国内で指名手配されながら 日本遠征闘争を率いてきた金淇善副委員長などが、 それまで韓国シチズン労組の闘いを支援してきた日本の労働組合、 市民団体のメンバー約50人に闘争勝利の報告と挨拶を行った。

報告集会の後、会場を中小労組ネットワーク事務室に移し、 鍋を囲んだ懇親会が開かれた。 懇親会では、韓国シチズン側が用意した日韓労働者連帯を象徴する記念品贈呈式が行われた。

懇親会では、今回の闘争を契機として、日本と韓国の労働者の連帯を強化し、 今後予想される不当な労働行為に迅速かつ効果的に対応できるような体制作りや情報交換の体制などについても話し合われた。

"昭和シェル労組による懇親会の写真":http://homepage3.nifty.com/showashelllaborunion/schedul1.htm


韓国馬山の自由貿易地域で1970年代から操業を続けてきた韓国シチズンは、 2003年1月、突然廃業を通告、労組はこれに対抗して工場を占拠し、 不当廃業撤回闘争を続けてきた。

6月には韓国シチズンの親会社であるシチズン時計本社との間で交渉を求め、 朴成姫委員長をはじめとする日本遠征闘争団を構成して来日闘争を行ってきた。 日本の労働組合、市民団体は、 「韓国シチズン労組を応援する会」を結成して彼らの闘いを支援してきた。 こうした国境を越えた日韓労働者の連帯により、10月28日に 韓国シチズン労組と会社側で続けられてきた交渉が労組側の勝利という形で妥結を迎えた。


Created byStaff. Created on 2003-12-19 09:49:11 / Last modified on 2005-09-05 05:52:12 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について