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青少年「最低賃金のわれわれは44万ウォン世代」

最低賃金委員会前で『最低賃金引き上げ要求』記者会見

ユン・ジヨン記者 2010.06.25 12:02

青少年労働者が1〜2時間で売るハンバーガーセットは数百個
青少年労働者の1時間の賃金は4110ウォン
4110ウォンで買えるハンバーガーセットはない

最低賃金議論が難航する中、青少年労働者たちが 『最低賃金引き上げ』の要求を始めた。

青少年人権活動家ネットワーク労働貧困チームは6月25日午前10時、最低賃金 委員会前で記者会見を行い「最低賃金委員会は青少年労働者たちの声を聞け」 と要求した。すでに普遍的になった青少年労働の劣悪な環境と、過小評価される 彼らの労働を糾弾するためだ。

彼らは記者会見の趣旨を「青少年労働者たちは最低賃金もちゃんと保証されな い44万ウォン世代」とし「最低賃金委員会に44万ウォン世代の声を聞け、そう した声を反映して最低賃金を決めるよう要求する」と明らかにした。

記者会見には実際青少年労働に従事、あるいは経験がある青少年が参加して、 彼らの労働現場の実態を証言した。現在、青少年労働に従事しているヒョンウ 氏は、「1か月アルバイトして受け取る金はたった40万ウォン」とし「家がなかっ たり、家を出れば、40万ウォンでは暮せない。少なくとも独立して暮せる最低 賃金は保障しなければならない」と主張した。

もう一人の現場証言者のナルト氏は、「青少年は特にアルバイトを探すのが難 しく、私も髪が短いという理由で多くの事業場で拒絶された」と明らかにした。 続いて「焼肉屋でアルバイトを始めたが時給4000ウォン、1か月30万ウォンで、 食費も支給されず、一日5時間休み時間なく働かなければならなかった」とし、 「青少年にも人間として金を受け取る権利を守れ」と要求した。

また彼らは記者会見文で「青少年当事者のこうした声を聞いても経済人総連は 最低賃金凍結、あるいは削減を主張している」と批判し「最低賃金を生計維持 ができる水準で、何パーセントか施しものをするように上げるのではなく、ガ ンガン上げろ」と要求した。

一方、参加者たちは最低賃金値上げを要求する青少年労働者1811人の宣言も進 めた。彼らは2月から青少年と直接会って、最低賃金値上げを要求する署名運動 を進めてきた。これに青少年人権活動家ネットワークは、「署名運動をしなが ら、青少年労働者は自分たちの生活が豊かにできる程度の賃金を欲し、それが 最低賃金の決定基準にならなければと話した」と説明した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-26 22:03:29 / Last modified on 2010-06-26 22:03:30 Copyright: Default

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