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現代製鉄労働者が労災死…労働部、作業中止措置をせずに撤収

安全装置の不備、機械に頭を狭まれる

キム・ハンジュ記者 2017.12.14 15:11

12月13日、現代製鉄の唐津工場で労働者1人が作業中、機械装置にからだと頭が挟まれる労災事故で死亡した。 最近1年間、現代製鉄唐津工場で起きた3人目の死亡事故だ。

金属労組忠南支部現代製鉄支会によれば、 死亡した故チュ某組合員は12月13日午後2時35分頃、 機械の異常を点検する設備定期保守作業中に機械が作動し、 まず上半身、次に頭部が挟まれて死亡した。

支会によれば、事故を起こした機械は10月に韓国タイヤで起きた死亡事故と似ていて、 「産業安全保健基準に関する規則」によって非常時の即刻運転停止の機能が必要な「有害危険機械」だ。 しかし、機械にはすぐに設備を止める安全装置がなく、設備保守作業をする時に電源や油圧が遮断されていなかった。

また、午後4時頃、雇用労働部の勤労監督官2人、韓国産業安全公団2人が現場にきたが、 全面作業中止命令を出さずに撤収して論議がおきた。 その上、事故が起きた13日は現代製鉄唐津工場が定期勤労監督を受けた状況だった。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は去る7月の産業安全保健の日の記念式で 「死亡事故が発生する事業場は、安全が確保されるまですべての作業を中止するようにする」と明らかにしていた。

事故当時の調査で労組を排除した点も議論がある。 労組と会社の団体協約にも「災害発生時、ただちにその内容を労組に通知して、 労組が参加する中で事実調査を実施しなければならない(103条)」、 「重大災害が発生した時は作業を中止し、作業者を作業場所から待避させるなどの必要な措置を取った後、作業を再開する(104条)」という内容があるが、 会社はこれに違反したと労組は主張した。

労組は「現代製鉄唐津工場で起きる死亡事故の原因は、 安全管理義務を履行しない現代製鉄資本にある」とし 「法が強制する『非常停止スイッチさえ設置されていれば、 2次頭部狭窄事故は起きなかったし、死亡事故は防ぐことができた。 雇用労働部天安支庁は死亡事故時は作業の全面中止を原則とする指針にも違反し、 きちんと事件の調査もせずに現場から離れた」と指摘した。

一方、災害にあった故チュ某氏は今年28歳で、 結婚して3か月目に妊娠した妻を残し単独で命を失い、残念さを加えた。

支会は、△組合員の死亡に対する徹底した真相究明、 △全面作業中止で安全保健措置および今後の安全作業計画用意、 △安全管理義務に違反した使用者側の処罰を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-12-21 01:38:36 / Last modified on 2017-12-21 01:38:36 Copyright: Default

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