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韓国:4大河川、白血病、速度競争...死んでいく労働者
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4大河川、白血病、速度競争...死んでいく労働者

  1. 28労災死亡労働者追慕の日、市民委員会発足...28日追慕文化祭

    ユン・ジヨン記者 2011.04.20 13:20

  1. 28国際労災死亡労働者追慕の日を前に、市民社会団体を中心にした追慕市民 委員会が発足した。

民主労総、民主社会のための弁護士の会、人道主義実践医師協議会、参与連帯 など20余りの労働、法律、保健、市民社会団体と政党は4月20日午前、汝矣島の 全国経済人連合会前で記者会見を行い労災死亡労働者追慕週間突入を知らせた。

民主労総のノ・ウジョン副委員長は「現在一日平均3人の労働者が死亡して、 270人の労働者が労災で障害を受けたり負傷している」とし「今は労災の問題が 工場を越えた社会の問題、私たちの市民の問題として接近しなければならない」 と説明した。また彼は「4月28日の追慕の日のイベントは、単に労働者を追慕す る場ではなく、生きている私たちが何をすべきかを考える席にしなければなら ない」と強調した。

またこの席で参加らは、労災事故で命を失った労働者を追慕し、再発を防止す る努力も要求した。20人の命を奪った4大河川工事現場への批判の声も高かった。 建設労組のパク・テギュ副委員長は、「4大河川建設現場では、李明博大統領が じっと青瓦台に座っていてほしいという不満が出ている」とし「大統領が地域 に行くと言うと、成果を見せるために労働者は昼夜なく仕事に動員され、その 過程で労働者が死んでいくから」と声を高めた。

続いて彼は「4大河川工事現場は、労働時間、労働強度、労働条件と無関係に 24時間フル稼働しており、これは単に成果を見せるためにできるだけはやく工 事を終わらせようとする李明博政権の千里馬事業のため」と強く批判した。

サムスン半導体工場で働いて白血病などの貴重病にかかり死亡した労働者と、 速度競争の犠牲になった青年配達夫への追慕の声も高かった。 パノルリムのイ・ ジョンナン労務士は「1月に過労とストレス憂鬱症で死亡した故キム・ジュヒョ ン氏と、半導体工場で貴重病にかかり死亡した46人の労働者に対し政府とサム スン次元の再発防止対策と適切な補償が必要だ」と説明した。

一方、市民委員会は今日の発足記者会見を始め、28日午後3時に鍾路普信閣前で 文化公演、宣伝物展示、映像上映などの市民追慕文化祭を開く予定だ。また、 4月22日からは民主労総をはじめ建設労組、金属労組、サービス連盟などの労組 が28日まで追悼行事を行う計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-04-21 06:14:45 / Last modified on 2011-04-21 06:14:45 Copyright: Default

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