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現代オイルバンク建設労働者がまた死亡...抗議者を強制連行プラント建設労組忠南支部幹部拘束令状請求
チョン・ジェウン記者/ 2010年05月13日11時52分
検察が全国プラント建設労組忠南支部のウ・サンウォン支部長、ソン・ギボム 事務局長に拘束令状を請求して、5月13日に令状実質審査がある予定だ。 5月10日、ペク・サンヒョン氏が死亡する労災事故が発生したことに対し、抗議 集会をしている間に連行されたプラント建設労組忠南支部所属15人の労働者の うち13人は12日午後8時30分頃、瑞山警察署から釈放された。
救急車さえ呼ばず、資材車で病院に プラント建設労組忠南支部の闘争は5月10日午後1時頃忠南デサン油化団地現代 オイルバンク新設工場現場で作業をしていたペク・サンヒョン氏が15メートル の高さから落ちて死亡したことで触発された。 忠南支部は「5階の高さから人が落ちたのに、使用者側は救急車も呼ばず結局、 ペク氏はひどい姿のまま作業現場にあった資材車で病院に向かわなければなら なかった」と怒った。 これに労働者たちは5月11日未明から『責任者拘束、現場安全点検実施』を要求 し、現代オイルバンク前で使用者側に抗議したが、警察は午前7時30分頃から労 組幹部をはじめ15人を順次連行した。
労働者たちは瑞山警察署の前で抗議集会を続け警察側責任者面談を要求したが、 警察はまた労働者の強制連行を試み、体当たりが行われた。警察が労組の幹部 たちを強制的に連行したことで、労使でペク・サンヒョン氏死亡に関する事故 原因の調査、葬儀手続きと補償問題、その他の要求事項がまともに協議できな い実情だ。 このように連続するプラント建設労働者の死亡で最低限の安全装置も備えない 建設業者の責任問題がふくらんでいる。 2月26日、現代オイルバンク新設現場内専門建設業者の鉄骨設置現場で仁川から 忠南に働きに来たパク某氏が20余メートルから墜落する事故が発生、死亡した。 当時、忠南支部は作業現場には生命を助ける最低限の装置の安全網もなく、安 全ベルトをかける安全ロープもなかったと指摘し、「現代オイルバンク現場に は火傷、骨折など絶え間ない重大災害が発生するのに、建設業者は工事入札な どでの各種の不利益を回避するために労災を隠している」と主張した。また、 申告された災害よりさらに多くが『公傷処理』という名で建設現場の安全を蹂 躙していると暴露した。 また労組は、プラント建設労働者が安全に働ける代案として『1日8時間労働』 を押し出した。休まずに働く長時間の強い労働が『不幸な事故』に続くとし、 建設業者の近視眼的な利益追求だけでなく、構造的に『1日8時間労働』を保障 しなければならないということだ。 これは労使が2009年の団体協約ですでに約束した事案であるにもかかわらず、 使用者側は守らずにいる。 民主労働党忠南道党地方選挙対策本部も論評で「現代オイルバンク現場は絶え ず重大災害が発生するが、むしろ建設業者が入札などの不利益を回避するため に隠していることに深刻性がある」とし労働部と瑞山市庁の厳格な管理監督を 要求した。 故ペク・サンヒョン氏の遺族と労組は14日に5日葬で葬儀を行う予定だ。 一方、40万坪のデサン油化団地内の現代オイルバンク現場では1日約4000人の 建設労働者が労働している。(記事提携=メディア忠清) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-05-15 05:23:41 / Last modified on 2010-05-15 05:23:43 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |