| 韓国:韓国タイヤ系列会社も「死の工場」 | |
| [MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
韓国タイヤ系列会社も「死の工場」の危険金属労組ASA支会、韓国タイヤ本社前上京闘争
チェ・イニ記者
flyhigh@jinbo.net / 2007年12月12日17時25分
職員15人の突然死で最近社会的な叱責を受けている韓国タイヤが、今回は 子会社での労組弾圧で物議に上がっている。 韓国タイヤの子会社で業界1位のアルミホイール生産業者である(株)ASAの忠南 道錦山工場の労働者は、12月10日からソウル市駅三洞にある韓国タイヤのビル の前で野宿座り込みを続けている。彼らは金属労組大田忠北支部ASA支会の組合 員で、「ASAのすべての人事権と経営権を持つ韓国タイヤが労働組合弾圧に熱を 上げている」と主張している。
10月に労働組合を設立したASA支会の労働者たちは、これまで会社側に4回の交 渉要請をしたが「労働組合は認められない」という会社側の反発で11月にスト ライキに突入、韓国タイヤ本社前での上京闘争は3日目になる。会社側はこれに 対抗して、11月20日に職場ロックアウトを断行した。 ASA支会のキム・ナム労働安全部長によれば、会社側は「私たちには何の権限も ない」という立場で、実質的な権限を持つ韓国タイヤ側に問題解決を要求して いるという。 「韓国タイヤはASA労組を認めて健康対策を用意しろ」 ASA支会は労働組合の認定とともに勤労基準法と産業安全保健法に反しない最低 限の作業場環境改善を望んでいる。15人の死を呼んだ韓国タイヤでは、最近、 大田地方労働庁の特別勤労監督の結果、183件の労災隠蔽、1394件の産業安全保 健法違反という初めての結果が出た。子会社のASAの作業場実態にも注目される。 労働組合によれば、ASA錦山工場は12時間・夜昼二交代で、月平均の時間外労働 は110時間に達する。作業場の中は粉塵とガス、高熱だが、まともな換気装置も なく、劣悪な状態で病気になっても休暇や労災処理は難しいという。 溶接工程で働くチャン・テヒョン組合員は「溶接部分を長く見つめて、目が充 血して目があけられなくても有給を出せない」と話した。また「溶接の時にガ スが発生して、アルミニウムを磨くブラシ作業でも有害な粉塵が大量に発生す るが、全く換気ができない」と打ち明けた。有害物質のアスベストと韓国タイ ヤで問題になったソルベントが使われているという主張も出てきた。
チャン・テヒョン組合員は「私が働いた5年間、生産量は増え続けたが、経営陣 は年末ごとに赤字だという。5億ウォン、10億ウォンの機械を入れ、あまり使い もせずに捨てる放漫な経営のためだが、赤字の理由を生産職の社員たちになす りつけている」と話した。赤字を理由に勤務日数を減らされ、賃金を減らされ、 最低賃金に合わせるためにボーナスを日給に算入させるという方法も動員され ているという。 ASA支会は「ASAの株式を100%所有して実質的な権限を持つ韓国タイヤが労働組 合を認め、現場の人権蹂躙と健康破壊の対策をたてろ」という立場で、事態が 解決するまで韓国タイヤ本社前の座り込みを続ける計画だ。 だが韓国タイヤ側は「ASAの労使関係は私たちが関与する問題ではない」という 態度だ。韓国タイヤのパク・ビョングァン広報チーム長は「韓国タイヤがASAの 70%の株式を持っていて、子会社だというのは正しいが、労組の主張と違って経 営は徹底的に分離している」とし「ASAの経営陣は別にいるので、そちら側の労 使が解決する問題だ。韓国タイヤはこれに全く介入しない」と話した。 [インタビュー]キム・ナムASA支会労働安全部長
韓国タイヤ本社前上京闘争の背景は 10月に労組を設立して4回交渉を要請したが、会社側は無返答だった。11月2日 に中労委の調整が中断しても対話を要求したが返事がなく、11月11日にストラ イキに突入した。ASAの経営陣は韓国タイヤの経営陣に操縦されている。彼らが 自ら「われわれは何の権限もない」と話している。したがってすべての経営権・ 人事権を持つ韓国タイヤ側に問題の解決を要求して3日目の徹夜座り込みをして いる。 作業場環境が劣悪だというが 信じ難いほどだ。アルミニウムを磨くと高熱と粉塵が発生し、アスベストと苛 性ソーダも使うが、中央集塵装置どころか局所排気装置もない。これによって いつも霧がかかったようにぼやけて真夏には50度にまで温度が上がるが、何の 対策もない。ソルベントと有機化合物を使う塗装部では、ペイント不良を出さ ないように、人が直接手で作業をする。12時間二交代で睡眠が足りなくても日 曜日には強制勤務をしなければならず、食事時間は30分だけだ。 そんな作業環境では健康上の問題が発生する ひとまず「自分のからだが病気になりつつある」と感じている。風邪をひくと 1か月以上続き、やせていく。アルミニウムの溶けた金属が足に飛び、肉がただ れて、ギブスをしても出勤をしなければならない。塗装部では慢性の蓄膿症に 苦しみ、全職員が気管支と呼吸器に疾患がある。常に痛みを訴えるが良くなら ない。 機械部品も傷がつけば交替するが、われわれは機械より下なのかと思う。苦し くて休めば無断欠勤処理され、賃金が削られる。怒りが込み上げて、悲嘆に暮 れ、「休ませてくれ」と抗議すれば「人員が足りないからしかたがない」と言 う。では「人員を補充してくれ」と言うと「赤字だからだめだ」という。抗議 する職員は強制転換配置や始末書を書かされることも一二度ではない。 今後の闘争計画は 全ラインに最低限の勤労基準法と産業安全保健法に添った処遇の改善が必要だ。 ソウル上京闘争は開始でしかない。金属労組大田忠北支部次元の連帯闘争と支 部の全面ストライキも計画されている。それでも解決しなければ金属労組次元 の連帯で最後まで闘いたい。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-12-14 06:33:08 / Last modified on 2007-12-14 06:33:09 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |