| 韓国:無労組サムソンに対抗する非正規職の闘争 | |
| [MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
無労組サムソンに対抗する非正規職の闘争「尾行と監視、脅迫は基本、宣伝戦さえ戦争」 蔚山労働ニュース www.nodongnew.or.kr / 2007年04月23日11時12分 サムソンSDIには三等級の労働者がいる。A等級は正規職労働者、B等級は正規 職だったが、転換社員という名前で働く非正規職社内企業労働者、最後のC等 級の労働者は初めから社内企業の下請け業者に入社して働いてきた非正規職労 働者だ。 サムソンSDIの準備された構造調整 サムソンSDIは1998年から正規職労働者を着実に社内企業で小社長制に誘導し、 事実上非正規職に転換してきた。彼らがまさにB級労働者たちだ。結局残った 正規職は3000人程度、それさえ半分が管理職だ。減った正規職の空白を埋めた のはC級労働者の非正規職労働者だ。
次第に正規職労働者が減ったサムソンSDIはブラウン管事業の収益率下落を理 由に生産を中断している。その結果はブラウン管関連の社内企業で働く非正規 職の契約解除だ。 一方、サムソンSDIは昨年パク・ミョンウ蔚山市長にPDP工場増設を約束し、 大々的にマスコミで報道された。だがこれに対する視点には差がある。 金属労組蔚山支部のキム・ヨンギュン副支部長は「サムソンSDI水原工場はす でに閉鎖され、天安工場も縮小している」とし「5月17日から蔚山で公式に PDP量産をするというが不透明」と話した。 「現在PDP市場は過剰状態で、サムソン(三星)は次期主力としてLCDを予想する が、これは忠南で工事をしており、LCD工場は蔚山と比較にならない規模」と いう。 キム・ヨンギュン副支部長は「この状況でPDPを量産するといってもサムソン SDI蔚山工場で働く労働者は雇用不安に苦しむしかなく、正規職さえ日常的に 希望退職の圧力に苦しんでいる」と明らかにしている。 金属労組に加入したサムソンSDI社内企業非正規職労働者 構造調整で最もぜい弱な労働者は非正規職だ。サムソンSDIも例外ではない。 ブラウン管関連社内企業の廃業に続き、3月31日にはサムソンSDIが携帯電話の 液晶を作る社内企業のハイビット業者の契約を解除し、労働者が解雇された。 サムソンSDIではあたりまえだが、以前と違う点はサムソンSDIの社内企業ハイ ビット所属の非正規職労働者が金属労組に加入し、雇用保障闘争をしていると いう点だ。 彼らの多くは30代にならない女性労働者だ。ほとんど高等学校卒業後すぐ入社 し、今まで働いてきた。だが彼女たちの月給は100万ウォンをほとんど越えな い。残業と休日なしで1ヶ月働き続けてやっと130万ウォン程度のお金を握るこ とができた。 そんな彼女たちを解雇して会社が提示したのは、若干の慰労金と就業斡旋が全 てだった。彼らは解雇された翌日から出勤闘争と宣伝戦を進めた。4月2日、 工場進入を試みる過程で管理者との小競合いで2人が病院に搬送された。 だが彼女たちにとってさらに大きな荷は、「住居侵入」などの理由で飛んでき た告訴・告発状だった。労組加入も闘争も初めての彼女たちにとって、告訴・ 告発状と「拘束される」という会社側の脅迫は簡単な問題でなかった。 この過程で揺れる組合員がでたし、闘争一週間で「やるならみんな一緒に、そ うでなければみんなで思いとどまろう」という気持ちで内部議論に入った。結 論は簡単には出なかった。結局二人は復職闘争を放棄した。だが残った人々は 復職闘争を続けることを決意し、結束力は強化した。彼女たちは17日の宣伝戦 をはじめとする復職闘争を再開した。 その他にもサムソンSDI社内企業グリーン電子にも金属労組組合員がいる。 彼らは会社側の一方的な構造調整の試みに対抗し、昼食沈黙デモと残業拒否を した。ひとまずこの試みは中断されたが、彼らは減給3ケ月という懲戒を避け られなかった。 金属労組蔚山支部は「現在金属労組に加入した人々に尾行と監視、脅迫は基本 で、宣伝戦さえ戦争」と話している。 しかし「雇用保障のために戦うという彼らの意志だけは曲げられない」とし、 今後持続的な闘争をしていく」と明らかにした。(チョン・ムンギョ記者) 「われわれはまた働きたい」 高校を卒業して19才でSDI社内下請業者のハイビットの非正規職労働者として 社会の第一歩を踏み出したある女性労働者。 今25才になった彼女は、5年ほど身を置いたハイビットから一日で路上に追い 出されてしまった。 会社側は事前予告もなく「物量が減ったので業者を廃業しなければならない」 とし、辞職願いを書くよう強要した。ほとんどの労働者たちは辞表を書いて出 ていった。そして非正規職労働者が切られた場所には正規職労働者で満たされた。 しかし彼女はこのまま辞表を書いて出て行くのはくやしかった。ハイビットに 入社した後、正規職労働者と差別されつつ、黙黙と働いたのに、今物量が減っ たからと追い出されるのはとても容認できなかった。 彼女は辞表を書くことを拒否した同僚と共に「また働かせてくれ」と会社に入 ろうとしたが、サムソンSDI側は本当に門を堅く閉めて一歩も会社に入れない ように防いでしまった。 5年ほど出退勤をしながら、自由に出入りした会社正門がまるで固い城壁のよ うに感じられた。 会社側は彼女と同僚を正門で防いだのに続き、家族にまで電話をして、辞表を 書くよう強要しているという。 サムソンSDIの管理者とハイビットの社長は彼女の両親に「あなた娘が悪いこと をしているので、はやく辞表を書くようにいいなさい」と言ったという。 しかし幸い両親は彼女の戦いを理解して支持してくれたし、彼女は同僚と共に サムソン(三星)とのつらい戦いに入った。あたかもゴリアテに立ち向かう小人 のように。 彼女は自分がこうして路上でピケを持ってシュプレヒコールをあげるなど、 以前は想像もしなかった。 「前にはこういうことを見ると『なんで彼らはあんなことをするのか』と思い ましたが、今はその人々が理解が出来ます...とてもくやしいですから...」 彼女と同僚はこの戦いが決して容易ではないということも知っている。 しかし簡単に退くこともない。 「サムソンとの戦いだけに、簡単には終わらないと思います。しかしわれわれ はサムソンでまた働ける時まであきらめません」 (チョン・ギエ記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-05-29 05:32:55 / Last modified on 2007-05-29 05:32:56 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | |