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サムスン半導体職業病「調停委員会」、ペク・トミョン、チョン・カンジャ教授を調整委員に推薦

キム・ジヒョン調整委員長、教授2人を調整委員に推薦

ユン・ジヨン記者 2014.11.14 17:03

サムスン半導体職業病問題解決のための調停委員会の調整委員を選任する手続きが終わった。 調停委員会は家族対策委とサムスン電子側に各々同意を求めた後、今後、本格的な活動を始める予定だ。

10月8日頃、家族対策委とサムスン電子は大法官出身の労働法研究所ハミル研究所のキム・ジヒョン所長を調整委員長に委嘱した。 またキム・ジヒョン調整委員長に調整委員2人と書記1人の推薦権を委任することに決定した。

これによりキム・ジヒョン調整委員長は、 チョン・カンジャ教授とペク・トミョン教授の2人を調整委員に推薦し、 労働法研究所ハミルのユン・ヘジョン常勤研究委員を書記に任命することにした。 チョン・カンジャ(61)教授は現在仁荷大学校法学専門大学院の招聘教授で、 韓国ジェンダー法学会の理事だ。 過去に韓国女性民友会共同代表と韓国女性団体連合労働委員長、国家人権委員会常任委員を歴任した。

「サムスン電子半導体事業場での白血病などの疾患発病に関する問題解決のための調停委員会(調停委員会)」は、 「チョン・カンジャ教授は労働問題をはじめ、両性平等の実現など、人権保障の領域を拡張する多様な活動を行ってきた。 国家人権委員会の常任委員に在職しており、人権問題についての卓越した洞察で社会的弱者と少数者のための決定をしっかりとしてきた」と推薦の理由を明らかにした。

ペク・トミョン(58)教授は現在、ソウル大学校保健大学院環境保健学科教授で、 国際保険機構諮問委員、民主社会のための教授協議会常任議長などの活動をしている。 ウォンジン労働環境健康研究所長とソウル大保健大学院長、韓国環境保健学会長などを歴任した。

調停委員会は「ペク・トミョン教授は、職業性および環境性疾患、職業安全保健管理など産業保健分野の国内外の最高権威者の1人」とし 「今回の調整事件で職業病を扱う産業保健分野の専門的識見が切実に必要なだけに、 この問題に精通した専門家としての役割が大きく期待されている」と明らかにした。

なお家対委とサムスン電子側の調停委員会構成案によれば、 調整委員2人と書記について双方の事前同意とパノルリム側の意見傾聴などの手順を踏むことになっている。 これにより調停委員会は今後、家対委とサムスン電子側に調整委員2人と書記1人についての同意手順を踏んだ後、 本格的な調停委員会の活動を始める計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-15 02:35:38 / Last modified on 2014-11-15 02:35:39 Copyright: Default

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