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サムスン白血病は無関係だという『インバイロン』、とても怪しいインバイロン、親企業の動き...タバコ会社を擁護、枯れ葉剤は「あまり危険ではない」
ユン・ジヨン記者 2011.07.18 15:30
7月14日、サムスン電子が半導体事業場の勤務環境と白血病の発病とは無関係だ と主張したが、調査の方法と結果に対する疑問はさらに増幅している。
[出処:チャムセサン資料写真] 特に、サムスン電子の依頼で調査を行った海外業者『インバイロン』の不充分 な証拠資料とこれまでの動きから、サムスン白血病の議論は相変らず社会的な 争点として残されている。 インバイロンの『親企業』の動き...報告書操作の疑惑韓国労働安全保健研究所のコンユ・ジョンオク研究員は、米国のインバイロン社 について「2010年の米国環境保護庁の公聴会で、製造業者のために ホルムアルデヒドの発ガン性を縮小助長する役割を果たした」と説明した。 コンユ・ジョンオク研究員は18日、SBSラジオ[キム・ソウォンのSBS展望台] に出演し「タバコとガンの関連についても、主にタバコ会社を弁護してきたし、 枯れ葉剤問題でも枯れ葉剤はそれほど危険ではないのに誇張されているという 主張を20年間している会社」と説明した。 実際にインバイロンは1997年、米国カリフォルニア環境保護局の公聴会で、 タバコ会社のフィリップ・モリスのために間接喫煙と肺ガンの関係を否定する 主張をし、2009年にもタバコとガンの関連についての裁判でタバコ会社を代弁した。 ![]() また2008年、米国ジョージ・ワシントン大学産業保健学科のデビッド・マイク ルス教授が出した〈請負科学〉という本では、クロム工場の露出水準を操作し、 死亡危険率を下げた疑いも受けている。2002年、業界ではクロム工場疫学調査 報告書を発表し、米国とドイツの4つの事業場で5倍の肺ガン死亡危険率が出て きたという結果を提示した。だがインバイロンと業界は、工場の中で業界に不 利な結果を示した事例を除いて報告書を出版するなどの動きを見せたという。 ほぼ同時期にインバイロンはIBM事業場の職業性ガン発病でも業者側を擁護した。 また、インバイロン社で働いていた主要な研究者は、ベトナム戦争参戦軍人の 健康問題が枯れ葉剤とは無関係で、政治的な目的のためにあまり危険でない 枯葉剤の健康への影響が過度に誇張されていると主張した事例もある。 サムスン白血病調査も疑問だらけインバイロンのこれまでの動きを別としても、サムスン白血病の研究の過程と 結果についても問題が現れている。コンユ・ジョンオク研究員は「今回の研究 結果の具体的なデータが提示されておらず、作業環境測定のためのサンプルを 600程度だったというぐらいの話だけ聞いた」として「インバイロンが作成した 全体報告書は、まだサムスン電子経営陣も受け取っていないと理解している」 と説明した。 2009年に行われたソウル大産学協力団調査の結果との相反についても「ソウル 大産学協力団では、使用している物質を持ち帰ってベンゼン成分を確認したが、 インバイロンは直接、成分分析をしたのか、どんな方式でしたのか、具体的な 方法は言っていない」と明らかにした。 続いてコンユ・ジョンオク研究員は「また現在の作業環境を調べたもので過去 の作業環境に発ガン物質がなかったと言うこと自体がナンセンス」と批判した。 一方、インバイロンの結果は、法定控訴時点の一日前の14日にサムスン電子が 発表したもので、同日、勤労福祉公団は法院で勝訴した2人の白血病被害者への 控訴を提起した。そのためコンユ・ジョンオク研究員は「そのまま控訴審に入 れば世論が悪化することを憂慮し、良い世論を作るために急いで発表したとい う気がする」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-07-20 09:18:48 / Last modified on 2011-07-20 09:18:54 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ | ||||||