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サムスン労働者自殺、民主労総の委員長が遺体安置所を訪問

28日に四十九日、宣伝戦など今後の闘争計画を共有...44日間葬儀もできず

チョン・ジェウン記者 2011.02.23 17:50

サムスン電子LCD天安工場の故キム・ジュヒョン(26歳)氏が業務ストレスによる ノイローゼで寄宿舎から投身自殺して44日、民主労総キム・ヨンフン委員長と 金属労組のパク・ユギ委員長が2月23日午前10時頃、遺体安置所を訪れた。

遺族とパノルリム、忠南労働界は民主労総と金属労組が関心を持って今回の 事態解決に努力するよう頼んだ。

彼らは具体的に28日に予定されている、故キム・ジュヒョン氏の四十九日追悼 行事への出席、声明書、宣伝ビラ配布、追慕宣伝、集会など、さまざまな計画 を議論した。

パノルリムのコンユ・ジョンオク氏は「長時間労働による労働災害、過労死と 過労自殺は、民主労総の事業場で発生する問題だ。ジュヒョン氏が本当にとても 孤独だっただろう。民主労総と金属労組が声明書を出し、全組合員追慕宣伝 などをすれば大きな力になる」と伝えた。

また、3月14日に予定されているサムスン電子天安工場前の集会で市民社会団体 だけでなく、労働界が大規模に集まり、サムスン側を糾弾する集会を開こうと 意見を集めた。しかし集会申告が返還され、民主労総忠南本部が仮処分申請を する予定で、集会の日は今のところ未定だ。

故キム・ジュヒョン氏の父親キム・ミョンボク氏は「サムスンだけでなく警察、 労働部のおかげで大変だ。病院が数日前から葬儀費用を清算しろと圧迫する。 防げる自殺だったのに、サムスンは謝罪もしない」とこの間の過程を説明した。

キム・ヨンフン委員長は「サムスンへの怒りとストレスは大変だっただろう。 今後どうするのか金属労組と議論する。民主労総の次元でも議論するが、声明 を出し、四十九日に出席するなどで世論を主導するように努力する。サムスン を実質的に圧迫することを考える」と話した。

キム・ジュヒョン氏の四十九日追悼行事の日に、蔚山で金属労組代議員大会に 出席するパク・ユギ委員長は、「四十九日のイベントに直接参加するのは難し いが、代議員大会で印刷物を回し、署名を集める」とし「サムスンも現代車も 国家権力のために存在する企業だ。この問題を社会的に広げ、サムスンを圧迫 するよう取り組む」と明らかにした。

民主労総忠南本部のパク・チャンシク首席副本部長は「家族は生計も放棄して 真実を明らかにするために闘争している。キム・ジュヒョン氏だけの問題では ない。大きな力で突破しなければならない」と伝えた。

一方、遺族は情報公開請求をしたのにもかかわらずサムスン側は就業規則も 公開しないと怒っている。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-24 08:46:19 / Last modified on 2011-02-24 08:46:21 Copyright: Default

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