韓国:サムスン白血病映画「もうひとつの家族」、封切り前から話題 | |
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サムスン白血病映画「もうひとつの家族」、封切り前から話題ウォールストリートジャーナル、「韓国映画界では革新的」
ユン・ジヨン記者 2013.10.11 10:36
サムスン白血病被害者と家族の実話を描いた映画「もうひとつの家族(監督キム・テユン)」が、封切りを控えて大きな話題を集めている。釜山国際映画祭で観客から大きな反響を得て、海外のマスコミもこの映画に関心を示している。 ウォールストリートジャーナル(アジア版)は10月9日「サムスン白血病を扱った クラウド・ソーシング映画が登場」という記事で「『もうひとつの家族』は、 すでに米国の非営利人権団体『フリーダムハウス』が最近の報告書で、韓国の 表現の自由が一歩進んだ事件だと言及するほど話題を集めている」と明らかにした。 ![]() [出処:http://anotherfam.com/] 「もうひとつの家族」の総製作費は10億ウォン程度で、このうち4分の1以上を 市民7000人がクラウドファンディングによる後援支援金で充当した。大企業の サムスンを相手にした作品だという理由で外圧の憂慮もずっと提起されてきた。 ウォールストリートジャーナルは「メジャー映画を背に負わない独立製作社は 財源の確保が難しい韓国の映画界では革新的なこと」とし「批評家たちは、韓国 のメジャー映画会社と大企業は、緊密な家族的、事業的関係がからまっていて、 大企業を否定的に描く映画は製作すること自体が大変だと言う」と説明した。 「もうひとつの家族」はサムスン半導体器興工場で働いて白血病にかかり、 2007年3月6日、23歳で死亡した故ファン・ユミ氏と、彼女の父ファン・サンギ 氏など実存の人物の人生を基礎にしている。父親のファン・サンギ氏は故ファン・ ユミ氏の死後、6年経った今も娘の死を明らかにする活動を続けている。 ![]() [出処:http://anotherfam.com/] 「もうひとつの家族」でファン・サンギ氏役をした映画俳優パク・チョルミン 氏は「卒業後、娘が屈指の大企業の半導体工場に就職したが、白血病にかかって 病魔と戦うことになり、娘はくやしく死んだと考えたお父さんが大きな力と戦う 話」と説明した。 パク・チョルミン氏は10月11日、CBSラジオの「キム・ヒョンジョンのニュース ショー」とのインタビューで「最初から大きな投資を得るのは少し難しい内容 で、産業的な部分でも迷う内容なので個人投資家が集まった。面白いことに、 あちこちから小さな投資だが、投資が続いた」とし「こうした小さな気持ちが 大きく集まった」と明らかにした。 製作過程での外圧説については「全くなかった」と明らかにした。ただしまだ 配給社が見つからない状況なので、封切りを控えて配給社不足の問題を解決し なければならない状況だ。朴氏は「今の韓国社会は成熟したいい社会になったので あまり心配していない」と明らかにした。 一方、ウォールストリートジャーナルは「『もうひとつの家族』が越えるべき 次の障害は、配給社不足」とし「製作スタッフは釜山映画祭とソーシャルメディア を通じた広報効果が全国上映として結実することを望んでいる」と明らかにした。 ![]() [出処:http://anotherfam.com/] 翻訳/文責:安田(ゆ)
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