韓国:「三星サービスが故イム氏の死を隠すための協力方案」 | |
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「サムスンサービス、故イム・ヒョヌの死を隠すための協力方案を発表」30日に協力業者の支援方案を発表したサムスンサービス、「故人はうちの職員ではない」
チョン・ヨンギル記者 2013.09.30 19:45
![]() ▲故イム・ヒョヌ氏が働いていたサムスン電子サービス、大邱江北センター[出処:ニュースミン] 偽装請負の論議がおきた9月30日、サムスン電子サービスが協力業者への協力支援方案を発表した。時点が妙だ。サムスン電子サービス漆谷センターで働き、27日に脳出血で命を失った故イム・ヒョヌ(36歳、外勤エンジニア)の死亡から何日も経たないうちの発表だ。そのため労組は「故人の死に過労死の疑惑があり、これを隠すためだ」とし、サムスン電子サービスを強く批判した。 サムスン電子サービスは、不法派遣の疑惑について、雇用労働部が問題の余地 があると指摘した部分を改善するとし、協力社職員の勤務環境と賃金体系改善 のために200億ウォンを支援する30日に明らかにした。 サムスン電子サービスが発表した内容は△週5日勤務体制で協力社が円滑に運営 できるように「時間選択制雇用」千個を支援、△協力社との「共生協議会」を 10月に発足、△電算システム使用用途別に区分し、協力社に分譲または運営権 を委譲、△在庫調査・装備点検を協力社が自主的に運用、△協力社の職員にも 勤労者支援プログラム(EAP・Employee Assistance Program)を提供、△職員の 慶弔事に「サムスン電子サービス共生協議会」名義で花輪と弔意用品を支援 する。 先立って雇用労働部は、△発注元が提供する業務システム導入、△発注元の インセンティブ支給および業務督促携帯メール発信、△事務室を協力業者に 無償で提供、△顧客の修理費用の発注元口座への入金などの事例は、発注元 が協力業者や所属勤労者の業務に介入したという議論の余地があるとしつつ、 派遣法には違反していないと明らかにした。 だがこれを発表した時点が金属労組サムスン電子サービス支会がサムスン電子 サービスの不法派遣問題を提起していた時で、組合員イム・ヒョヌ氏が過労死 と推定される脳出血で死亡した4日後であり、労組の「議論隠し」という主張に 説得力がある。 ウィ・ヨンイル金属労組サムスン電子サービス支会長は、「サムスン協議会が 以前から話していた内容だ。イム・ヒョヌ同志の事件を隠すために報道資料を 発表した」とし、協力方案の発表が故人の死を隠すためではないかという疑惑 を提起した。 時間選択制について、ウィ・ヨンイル支会長は「勤労者の業務時間に対しては 当事者の勤労者と協議をしなければならないが、一切合意もなく言論に発表し、 そうするというのは法の上に君臨するということ」とし「勤労環境を改善する 意志があるのなら、労働者と対話をしなければならない。現在、団体交渉を しているが、そこに出てきて話すべきだ」と批判した。 続いて「労働者との合意の手続きもなく、マスコミで騒げば良いのか。言論に 発表しさえすれば(労働者は)無条件に従わなければならないのがサムスン共和国」 と付け加えた。 イム・ヒョヌ氏の死について、サムスン電子サービス広報室の関係者はニュー スミンとの通話で「深い哀悼の意を表わす」が「私たちが雇用している人員で はなく、労災処理に関して私たちが言うことはない。うちの職員でもないのに、 何を言うのか。勤労福祉公団との間で処理する問題」とし、雇用関係を徹底的 に否認した。 続いてこの関係者は「協力社の支援協力方案の報道資料で、時間選択制雇用を 支援すると発表したように、協力社と共生できるように努力する」と付け加えた。 一方、金属労組サムスンサービス支会は9月30日午後7時30分、故人の遺体安置所 がある慶北大病院葬儀場104号で故人の追慕祭を開く。(記事提携=ニュースミン) ![]() ▲27日に脳出血で死亡したイム・ヒョヌ氏。サムスン電子サービスセンター大邱漆谷店で働いてたイム氏は業務過多と実績圧迫のストレスに苦しんだ。8月から健康に異常を感じてきたが、倒れた26日にも資材返却のために出勤の準備をしていた。[出処:ニュースミン] 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-10-02 06:26:00 / Last modified on 2013-10-02 06:26:00 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |